Microsoft 365とOffice 365の違いとは?企業向けクラウドサービスの最適な選び方

Microsoft 365とOffice 365の違いとは?企業向けクラウドサービスの最適な選び方

September 30, 2024

記事の監修

S.Sato

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S.Sato

マネジメント&イノベーション事業部 開発部/2グループ グループマネージャー
資格:Microsoft Offiece Specialist Master 2007、ITパスポートなど

2022年よりMicrosoft365とPowerPlatformの案件を担当。
それ以前は業務・Web系システムを要件定義からリリースまでの開発に従事。
IT業界歴15年の経験を活かし、PJを牽引し後続の育成にも力を注ぐ。
趣味は散歩で、思考が煮詰まった際には、近所の緑道を散歩し、新たな発見や自然からのインスピレーションを受けている。

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目次

企業でクラウドサービスを導入する際に、「Microsoft 365」と「Office 365」の違いがわからず、どちらを選ぶべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。両サービスは似ているようで、それぞれ特徴や提供される機能が異なり、企業のニーズや規模に応じた最適な選択が重要です。

この記事では、Microsoft 365とOffice 365の違いや、どのような企業にそれぞれが適しているかをわかりやすく解説しています。選定のポイントや導入後のサポートについても詳しく紹介していますので、クラウドサービス選びの参考にしてください。

Microsoft 365とOffice 365の基本概要

Microsoft 365とOffice 365は、どちらも多くの企業や個人が業務効率を高めるために利用しているクラウドベースのサービスです。しかし、両者の違いがわかりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。本セクションでは、「Microsoft 365」と「Office 365」の基本的な特徴や歴史を解説し、それぞれがどのように進化してきたかを詳しく見ていきます。

Microsoft 365とは

Microsoft 365は、クラウドベースの総合的な生産性向上サービスです。以前は「Office 365」として知られていましたが、2020年にブランド名が変更され、より幅広い機能を提供するようになりました。Microsoft 365には、WordやExcel、PowerPointなどの従来のOfficeアプリに加え、クラウドストレージのOneDriveやチームコラボレーションツールのMicrosoft Teamsが含まれています。また、AIや高度なセキュリティ機能も備え、個人ユーザーから大企業まで幅広いニーズに対応することが可能です。

Office 365とは

Office 365は、Microsoftが提供するクラウドベースの生産性向上スイートで、主にOfficeアプリケーションを中心としたサービスです。Word、Excel、PowerPoint、Outlookなど、従来のデスクトップ版Officeと同様のアプリケーションがオンラインで利用でき、常に最新バージョンが提供されるため、アップデートの手間が省けます。Office 365は、個人、家庭、ビジネスユーザー向けに複数のプランが用意され、特に企業においては共同作業やリモートワークの効率化に大きく貢献しています。

両者の歴史と進化

Microsoft 365とOffice 365は、どちらも企業や個人の生産性を向上させるための強力なツールです。Office 365は2011年にリリースされ、従来のOffice製品をクラウドで利用できる形に進化させたものでした。2020年にブランド名が「Microsoft 365」に変更され、新たにAI機能や高度なセキュリティ、クラウドベースのツールが追加され、企業の業務効率化をより一層サポートしています。単なるOfficeアプリケーションのスイートから、包括的なビジネスプラットフォームへと進化しました。

Microsoft 365とは何か?概要や活用のメリット、法人向けプランについて解説
Microsoft 365とは何か?概要や活用のメリット、法人向けプランについて解説
Microsoft 365は、Microsoftが提供しているOfficeアプリ利用のためのサブスクリプションです。この記事では、Microsoft 365とはどのようなものか、そのメリットとデメリット、そして各プランについて解説します。 Microsoft 365とは? Microsoft 365とは、どのようなサービスなのでしょうか。まずは、Microsoft 365の概要について説明します。  従来のOffice365の名前を変更したもの Microsoftは、元々Officeアプリをクラウドで使うことのできるOffice 365というサービスを行っていました。Microsoft 365は、Office 365の名称を変更してアップデートしたサービスになります。 名前を変更した理由としては、「サブスクリプションで利用できるものやメリットの範囲をより明確にするため」とされています。あくまで想像ですが、Office 365という名称だと従来の買い切りOfficeアプリケーションと混同され、何かしら問題が起きてしまったのかもしれません。 サブスクリプション方式でOfficeアプリが使える Microsoft 365を契約すると、サブスクリプション方式でOfficeアプリを使うことができます。WordやExcelといった定番ソフトを業務で活用している企業も多いのではないかと思いますが、最新のアプリやサービスを利用するためにはMicrosoft 365を利用するのが有力な選択になるでしょう。  今のところ(2023年8月)Microsoft Storeなどで買い切りのOfficeアプリを入手することもできますが、Microsoft自体はサブスクリプションサービスを推奨している節があります。企業の利益を最大化するためという目論見も当然あるでしょうが、クラウドで利用できるMicrosoft 365はさまざまな面からユーザビリティの高いサービスとも言えるでしょう。  ファイルの共有やビデオ通話なども可能 Microsoft 365を契約するとOfficeアプリだけでなく、クラウドストレージを活用したファイル共有やビデオ通話などを行うこともできます。一人で作業するのであればファイルの共有や他者とのコミュニケーションは必要ありませんが、一般的なビジネスは複数人でチームを組んで行われます。  その場合、誰かが作成したファイルやデータをスムーズに共有すること。また、テレワークなどで距離が離れている場合でも円滑にコミュニケーションを図れることが求められるでしょう。  一般的には、ファイル共有にもビデオ通話にもツールの導入が必要です。しかし、Microsoft 365の法人向けプランを契約すればチームワークとコミュニケーションのためのサービスを利用することができるため、改めて別のツールを導入する必要がありません。  新機能のCopilot Proがサブスクリプションで使える Microsoft 365の有料プランを導入している場合、新機能のCopilot Pro(コパイロット プロ)が個人または企業で使用できるようになりました。 Copilot ProはWord、Excel、PowerPointなどのアプリと連動して、業務を効率化し、生産性を向上させるAIアシスタントです。たとえば、Wordでは下書きの作成やテキストの編集、Excelではデータ分析やグラフの作成、PowerPointではプレゼンテーションの作成といった作業をアシストしてくれます。 使用するには、Copilotのサブスクリプション契約(または年間契約)が必要です。個人ではCopilot Pro、企業ではCopilot for Microsoft 365が利用できます。Copilot for Microsoft 365は、2024年2月からモバイルアプリでも使えるようになっています。 〇Microsoft Teamsに関する詳しい内容は、以下の記事で解説しています。 Microsoft 365の代表的な機能とは Microsoft 365にはどのような機能が搭載されているのでしょうか。ここでは、Microsoft 365の代表的な機能について、「家庭向け」「一般企業向け」「大企業向け」という3つのカテゴリーに分類したプランごとに紹介していきます。 家庭向けプラン まずは、「家庭向けプラン」に搭載されているMicrosoft 365の機能について紹介します。家庭向けプランはその名の通り、一般家庭に設置しているパソコンでMicrosoft 365を利用することを想定して作られたプランです。そんな家庭向けプランにおける代表的な機能は以下の通りです。 Office系アプリケーション OneDrive Microsoft Teams 家庭用プランには、ExcelやWordなどで有名なOffice系アプリケーションの他、写真やドキュメントの共有や共同編集を行えるOneDrive、通話やチャットができるMicrosoft Teamsなどの機能が搭載されています。一般的にパソコンに求められる機能については、問題なく含まれていると言えます。 一般企業向けプラン 「一般企業向けプラン」は、中小企業で使用されているパソコンにおすすめなMicrosoft 365のプランです。家庭向けプランの内容の他にも、いくつかの専門性の高い機能が備わっています。一般企業向けプランで追加された機能は以下の通りです。 Microsoft Teams SharePoint Exchange Online オンライン会議やチャット、ファイルの管理を行えるMicrosoft Teamsの他、資料の管理・検索や複数人での同時編集機能を兼ね備えたSharePoint、クラウドで利用できるExchange Onlineなどのアプリケーションが追加されています。家庭向けプランに比べ、業務効率の向上を目指したアプリケーションが追加されている印象です。チャット機能やメール機能が充実することで、職場環境を改善することもできるでしょう。…

Microsoft 365とOffice 365のプラン比較

Microsoft 365とOffice 365のプラン比較

Microsoft 365とOffice 365は、さまざまなユーザーのニーズに対応するために複数のプランを提供しています。個人向けのプランでは、手軽にOfficeアプリを使いたい人向けのシンプルなサービスが中心となっていますが、法人向けプランでは、チームでのコラボレーションやセキュリティを重視した機能が充実しています。

このセクションでは、個人向けと法人向けの違いを解説し、それぞれのプランに含まれる主なサービスや価格、さらにコストパフォーマンスについて詳しく比較していきます。

個人向けと法人向けの違い

Microsoft 365とOffice 365には、個人向けプランと法人向けプランがあります。個人向けプランは、主に家庭や個人事業主が利用することを前提に設計されており、WordやExcel、PowerPointといった基本的なOfficeアプリが中心です。加えて、OneDriveを使ったクラウドストレージや、Skypeでの通話が含まれています。法人向けプランでは、これらの機能に加えて、Microsoft Teamsによる社内外のコラボレーションツールや高度なセキュリティ機能、メールホスティングなど、チームでの業務効率化を強化するためのサービスが提供されます。特に中小企業から大企業まで、規模に応じた最適なプランが用意されており、企業のニーズに応じたカスタマイズが可能です。

各プランに含まれる主なサービス

Microsoft 365とOffice 365は、いくつかのプランに分かれており、それぞれに異なるサービスが含まれています。たとえば、個人向けプランでは、常に最新バージョンのOfficeアプリケーションが利用できるほか、1TBのOneDriveストレージ、Skypeによる60分の無料通話が提供されます。一方、法人向けプランでは、Microsoft Teamsを使ったビデオ会議や、SharePointを活用したファイル共有、さらにビジネス用メールや高度なセキュリティツールが含まれています。また、プランによっては、Power BIなどの分析ツールも利用可能で、これにより、データの可視化や業務の効率化を支援します。

価格とコストパフォーマンスの比較

Microsoft 365とOffice 365のプランは、個人向け、法人向けそれぞれで価格が異なります。個人向けプランは、月額数百円から利用でき、手軽に最新のOfficeアプリを使うことができます。法人向けプランは、より多くの機能とサポートが含まれるため、価格は少し高くなりますが、その分、チームや企業全体の生産性を大幅に向上させることが可能です。

また、コストパフォーマンスの面では、Office 365からMicrosoft 365にアップグレードすることで、追加のクラウドサービスやAI機能などが利用できるため、導入効果がさらに高まります。中長期的に見ても、Microsoft 365は業務効率の改善とセキュリティ強化に寄与するため、価格以上の価値を提供します。

Microsoft 365の全プランを徹底比較!買い切り版との違いとは?
Microsoft 365の全プランを徹底比較!買い切り版との違いとは?
Microsoft 365とは? まずは、Microsoft 365の概要について確認していきましょう。Microsoft 365の導入を検討している方は、ぜひこちらの内容を確認してみてください。 サブスクリプション版のMicrosoft Office Microsoft 365とは、Officeソフトのサブスクリプションサービスです。Microsoft 365では、個人での利用からビジネスシーンまで、様々な場面で使用されているOfficeソフトを、常に最新の状態で利用することができます。 Microsoft Officeといえば、買い切り版のイメージが強い方も多いのではないでしょうか?実際に、現在も買い切り版のOfficeソフトは販売されています。 しかし、買い切り版のOfficeソフトの場合は、バージョンのサポートが修了した場合にセキュリティにリスクが発生するなどの危険性もあるため、Officeソフトの利用を検討されている場合は、Microsoft 365の利用をおすすめします。 Microsoft 365に含まれるアプリ Microsoft 365では、最新のOfficeソフトをサブスクリプションで利用することができます。Microsoft 365で利用できるアプリケーションの一例は以下の通りです。 Word Excel PowerPoint OneNote Outlook One Drive など 個人での使用やビジネスシーンでも活用できる様々なアプリケーションをサブスクリプション形式で利用することが可能です。 いずれも最新のバージョンを使用することができるため、従来の買い切り版を購入するよりもお得であることが分かります。 現在もOfficeソフトの買い切り版を購入することは可能ですが、買い切り版は月額がかからない代わりに初期費用が高くなるなどのデメリットがあります。Microsoft 365と買い切り版のどちらを購入するか迷っている場合は、それぞれの特徴についてよく理解してから導入を検討すると良いでしょう。 Microsoft 365を導入するメリット 次に、Microsoft 365を導入するメリットについてお伝えします。ご家庭や会社へのMicrosoft 365の導入をご検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。 ファイルの共有を容易に行える Microsoft 365のメリットの1つが、ユーザー間のファイルの共有を容易に行えるという点です。 従来であれば、複数人間でファイルの共有を行う場合は、それぞれにメールを送信するなどの手間が必要でした。しかし、Microsoft 365であれば、ユーザー同士で直接ファイルの共有が可能となるため、その都度メールを送信する負担をなくすことができます。 このようなMicrosoft 365の「共同編集機能」を使用すれば、ファイルを共有するだけでなく、メンバー間の編集点をリアルタイムで確認することができるなど、業務の効率化に役立てることも可能です。 共同編集機能では、アクセス制限や閲覧だけの許可を設定することも可能なので、情報の漏えいや思わぬトラブルを未然に防ぐこともできます。 業務の無駄を減らし、効率を高めたいとお考えの方は、ぜひMicrosoft 365の共同編集機能を使用してみてください。 常に最新のバージョンを利用できる Microsoft 365では、常に最新のバージョンのアプリケーションを使用することができます。 ご存知の方も多いかと思いますが、買い切り版のOfficeソフトにはアップグレードオプションがありません。新しいバージョンがリリースされたとしても、旧バージョンを使い続けなければなりません。 もちろん、旧バージョンのOfficeソフトもそのまま使用し続けることはできますが、最新バージョンのファイルとの互換性が悪くなってしまうこともあり、業務で使用していたレイアウトが突然崩れてしまうといったトラブルも考えられます。 場合によっては、セキュリティ上のリスクに晒されることもあるでしょう。 買い切り版のOfficeソフトは、パソコンを購入したときにデフォルトで搭載されていることも多いため、ユーザーが多いことも事実ですが、様々なトラブルを予防するには、最新のバージョンのOfficeソフトを使用することが推奨されています。 複数の端末で使用可能 Microsoft 365は、1つのアカウントの契約で複数端末での使用も可能となっています。具体的には、1アカウントあたり、パソコン5台+モバイル端末5台+タブレット端末5台、合計で最大15台の端末でアプリをダウンロードすることができます。 複数の端末で利用することが可能なので、出張などの事情で社内で業務に取り組めないときも、モバイル端末に切り替えて、仕事を続けることができるようになります。 買い切り版のOfficeソフトが1つのアカウントにつき、2台の端末までしか対応できないことを考えると、やはりMicrosoft 365はコストパフォーマンスの高いサービスであることが分かります。 パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンなど、様々な端末で操作することが予定されている場合には、やはりMicrosoft 365の導入がおすすめです。 セキュリティ性が高い Microsoft 365はセキュリティ性が高いサービスであることでも知られています。具体的にMicrosoft 365が実践しているセキュリティ対策は以下の通りです。 不正アクセス対策 データ漏えいの防止 複数のデータセンターでの管理 データ転送時は暗号化 サイバー攻撃からの防御 アクセス制限機能 このように、Microsoft 365では様々な情報セキュリティ対策が行われているため、社内の情報に関わる内容も、安心して共有・編集することができます。…

企業向けクラウドサービスの選び方

企業向けクラウドサービスの選び方

クラウドサービスの導入は、企業にとって業務効率やコスト削減の大きな鍵となります。しかし、企業の規模や業種によって最適なプランは異なり、慎重な選定が必要です。ここでは、Microsoft 365とOffice 365の違いを考慮しながら、企業のニーズに合ったクラウドサービスを選ぶためのポイントを解説します。

企業の規模に応じた選択

企業の規模によって、必要な機能やサービスの範囲が変わります。小規模な企業やスタートアップの場合、コストを抑えつつ基本的な機能を使いたいなら、Office 365 Business Basicのような安価なプランが適しています。基本的なコラボレーションツールやクラウドストレージが揃っており、リモートワークやチームの効率化にも十分です。

一方で、従業員が多く、より高度なセキュリティや管理機能が求められる中規模から大規模企業では、Microsoft 365 Business PremiumやEnterpriseプランが効果的です。これらのプランは、Officeアプリだけでなく、業務全体を支援する高度な管理ツールやセキュリティ機能も含まれ、企業全体のITインフラを統合するのに適しています。 

業種別の最適なプラン選定

業種によっても、クラウドサービスに求められる機能は異なります。たとえば、クリエイティブ業界やデザイン業界では、ファイル共有や共同編集の機能が重要視されるため、Microsoft 365 Business StandardやOffice 365 Business Premiumのように、Microsoft TeamsやOneDrive、SharePointが利用できるプランが適しています。これらのプランでは、大容量のクラウドストレージを活用し、チーム全員でリアルタイムにファイルを編集・共有することが可能です。

一方、法律や医療分野では、セキュリティとコンプライアンスが重視されます。このような業界には、Microsoft 365 Enterprise E5のように、高度なデータ保護機能やセキュリティ管理ツールが揃ったプランが適しています。これにより、情報漏洩のリスクを最小限に抑えつつ、厳しい業界基準を満たすことができます。

コストと機能のバランスを考慮するポイント

クラウドサービスを選定する際、コストと機能のバランスを取ることが重要です。例えば、コストを優先して安価なプランを選んでも、企業の成長や業務の複雑化に対応できなくなる可能性があります。逆に、必要以上の機能を備えた高価格なプランを選ぶと、無駄なコストが発生することもあります。
Microsoft 365やOffice 365のプランは、企業のニーズや規模に応じて柔軟に選べるため、自社の課題に最も適した機能を持つプランを選ぶことが肝心です。まずは、現在の業務フローやチームの働き方を整理し、必要な機能を明確にした上でプランを検討すると、最適なコストパフォーマンスを得ることができます。

Microsoft 365とOffice 365の機能比較

Microsoft 365とOffice 365の機能比較

Microsoft 365とOffice 365は、どちらも多機能なクラウドサービスですが、いくつかの機能に違いがあります。このセクションでは、特にセキュリティ、コラボレーションツール、クラウドストレージ、AI・自動化ツールについて比較し、それぞれがどのように企業や個人の業務効率を高めるかを詳しく解説します。 

セキュリティ機能の違い

セキュリティは、クラウドサービスを選ぶ上で最も重要なポイントの一つです。Microsoft 365には、より高度なセキュリティ機能が標準で含まれており、データ漏洩防止や脅威検出など、エンタープライズレベルの保護機能が充実しています。たとえば、Microsoft Defenderによるマルウェアやフィッシング対策、条件付きアクセス制御など、セキュリティリスクを最小限に抑える仕組みが整っています。

一方、Office 365にも基本的なセキュリティ機能は含まれていますが、Microsoft 365ほどの高度な機能は提供されていません。Office 365は中小企業や個人事業主向けに十分な保護を提供するものの、セキュリティを重視する大企業には、より強力な保護が必要となるため、Microsoft 365が推奨されます。

コラボレーションツールの充実度

コラボレーションツールの面でも、Microsoft 365とOffice 365の違いが見られます。Microsoft 365は、Microsoft Teamsを中心に、リアルタイムのビデオ会議やチャット、ファイル共有など、あらゆるコラボレーション機能が統合されています。さらに、SharePointを活用することで、プロジェクト管理やドキュメントの共同編集もスムーズに行えます。

Office 365にもTeamsやSharePointの基本的な機能は含まれているものの、Microsoft 365の方がより充実したコラボレーション環境を提供します。特にリモートワークやハイブリッドワークが主流となる中で、チームの連携を強化したい企業には、Microsoft 365の方が適しています。

クラウドストレージの容量と管理

クラウドストレージの容量と管理も、プラン選定の大きな要素です。Microsoft 365では、個人プランでも1TBのOneDriveストレージが提供され、さらに法人向けの上位プランでは追加ストレージが利用可能です。また、データのバックアップや復元機能が充実しており、大量のデータを扱う企業にとっては非常に便利です。

Office 365でも同様に1TBのクラウドストレージが利用できますが、ストレージ管理やデータ保護機能においてはMicrosoft 365の方が優れています。特に、チーム全体でのファイル管理やアクセス権限の細かな設定が必要な場合は、Microsoft 365が最適です。

AIや自動化ツールの活用

Microsoft 365は、AIや自動化ツールの面でも非常に強力です。たとえば、Microsoft Power Automateを使って、日常業務を自動化し、業務効率を大幅に向上させることが可能です。また、Microsoft EditorのAI機能により、文書作成時の誤字脱字の修正や文法チェックが強化されています。AIの力を活用することで、作業の正確性やスピードを向上させることができます。

導入後のサポートと運用の違い

クラウドサービスの導入には、初期設定や運用中のトラブル対応が欠かせません。Microsoft 365とOffice 365の違いは、導入プロセスや管理者向けのサポートツール、さらには運用時のトラブル対応においても現れます。このセクションでは、両者のサポート体制と運用の違いについて解説します。

導入プロセスの比較

Microsoft 365とOffice 365の導入プロセスには大きな違いはありませんが、企業の規模や利用するプランによって多少の差が出る場合があります。両サービスともに、クラウドベースのサービスであるため、ソフトウェアのインストールや更新は自動的に行われ、初期設定も比較的簡単です。

特に、Microsoft 365のエンタープライズ向けプランでは、より高度なセキュリティ設定やデータ保護の初期設定が必要になることがあります。この場合、IT部門やシステム管理者が導入時に注意を払うべき項目が増えますが、その分、運用中のセキュリティリスクを大幅に低減できます。中小企業や個人事業主が利用するOffice 365の導入プロセスは、比較的シンプルで、すぐに始められる利便性があります。

管理者向けのサポートツール

Microsoft 365は、管理者向けのサポートツールが非常に充実しています。たとえば、Microsoft Endpoint Managerを使うことで、企業全体のデバイスを一元管理でき、セキュリティポリシーの適用やソフトウェア更新の管理が簡単に行えます。さらに、Azure Active Directoryによるアクセス管理も可能で、ユーザーごとにアクセス権限を細かく設定できるため、組織全体のセキュリティを強化できます。

Office 365にも基本的な管理ツールが用意されていますが、Microsoft 365ほどの高度な管理機能はありません。特に、デバイス管理やアクセス制御において、Microsoft 365のエンタープライズプランは大規模な企業やセキュリティを強く意識する組織にとって優れた選択肢です。中小企業や小規模なチームの場合は、Office 365のシンプルな管理ツールでも十分な機能を提供しています。

運用時のトラブルシューティングと支援体制

運用中のトラブル対応やサポートも、クラウドサービス選定時に重要な要素です。Microsoft 365のエンタープライズプランでは、24時間365日のサポートが提供され、緊急時にも迅速に対応可能な体制が整っています。さらに、専用のサポート窓口や技術的な問題解決をサポートするオンラインリソースも豊富に用意されています。IT管理者がアクセスできるコミュニティフォーラムやナレッジベースもあり、自己解決のためのリソースが充実しています。

Office 365もサポート体制はしっかりしており、特に中小企業向けには十分なサポートが提供されていますが、Microsoft 365と比べると、サポートのスケールや内容は限定的です。大規模な企業や高度なセキュリティ対策が求められる企業の場合、より包括的なサポートを受けられるMicrosoft 365が適しています。

自社に最適なクラウドサービスを選ぶためのポイント

自社に最適なクラウドサービスを選ぶためのポイント

Microsoft 365とOffice 365の違いを理解したうえで、企業にとって最適なクラウドサービスを選ぶことが重要です。ここでは、クラウドサービス選定の基準や判断材料、そして実際の導入成功事例から得られた効果を紹介します。

選択の基準と判断材料

自社に最適なクラウドサービスを選ぶ際、いくつかの基準をもとに判断することが大切です。まず、企業の規模や業種に応じたニーズを明確にすることが重要です。小規模な企業やスタートアップでは、コスト効率が優れたOffice 365の基本プランが適している場合が多く、初期導入コストを抑えながらも、必要なOfficeアプリやクラウドストレージが利用可能です。一方、中規模から大規模な企業では、より強力なセキュリティやチームコラボレーション機能が必要になるため、Microsoft 365のエンタープライズプランのような、包括的なサービスを提供するプランが適しています。

また、セキュリティやデータ保護のニーズも考慮に入れるべきポイントです。法規制が厳しい業界や、データの機密性が高い業界では、Microsoft 365の高度なセキュリティ機能やデータ保護対策が重要な要素になります。さらに、リモートワークやハイブリッドワークの導入を視野に入れている場合は、TeamsやSharePointなど、強力なコラボレーションツールが含まれるプランを選ぶことで、チームの生産性を最大化できます。

最後に、コストと機能のバランスを検討しましょう。単に価格が安いプランを選ぶのではなく、自社の業務に必要な機能が十分に備わっているか、将来的な成長に対応できるかも判断基準となります。

導入の成功事例とその効果

実際にMicrosoft 365やOffice 365を導入した企業の成功事例を基に、どのような効果が得られるのかを見てみましょう。ある中小企業では、Office 365を導入したことで、クラウドベースのファイル共有やメール管理が簡素化され、業務の効率が大幅に向上しました。特にリモートワークの普及に伴い、Microsoft Teamsを活用することで、社員同士のコミュニケーションが円滑に行われ、業務の生産性が大きく改善しました。

一方、大規模な製造業では、Microsoft 365を導入することで、強固なセキュリティ管理の下で各部門のデータを一元管理できるようになりました。特に、Azure Active Directoryを利用したアクセス管理によって、データ漏洩のリスクを大幅に削減し、さらにPower Automateを活用して日常業務を自動化し、作業時間を削減する効果も得られました。

これらの事例からもわかるように、自社のニーズに合ったクラウドサービスを導入することで、業務効率の向上やセキュリティの強化、コスト削減といった具体的な効果を実感することが可能です。

Microsoft 365の使い方と導入メリットを紹介!企業の生産性を最大化する方法
Microsoft 365の使い方と導入メリットを紹介!企業の生産性を最大化する方法
企業の生産性を最大化したいと考えていませんか?Microsoft 365は、最新のアプリケーションを常に使用でき、どこからでもアクセス可能な柔軟性を備えたクラウドサービスです。さらに、高いセキュリティとコスト削減効果を提供し、企業の業務効率を大幅に向上させます。この記事では、Microsoft 365の具体的な使い方と、導入によるメリットについて詳しく解説します。企業の競争力を強化するための参考にしてください。 Microsoft 365とは Microsoft 365は、クラウドベースのサブスクリプションサービスとして、企業の業務を支援します。ユーザーは常に最新バージョンのアプリケーションを使用でき、インターネットに接続するだけで、どのデバイスからでもアクセスが可能です。Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teamsなど、ビジネスに不可欠なアプリケーションが多数含まれ、業務効率化や生産性の向上に大いに役立ちます。さらに、データのセキュリティが強化され、チーム内での円滑なコラボレーションが可能になります。 Officeソフトの使い方 Microsoft 365に含まれるOfficeソフトは、日常業務に欠かせないツールです。Word、Excel、PowerPoint、Outlookといった主要なアプリケーションを効果的に使いこなすことで、文書作成やデータ管理、プレゼンテーション、メールやスケジュール管理がスムーズに行えます。これらの基本機能を理解し、業務効率を向上させるための使い方を見ていきましょう。 Word 文書作成の基礎 Wordは、ビジネス文書や報告書を作成する際に欠かせないツールです。例えば、社内の報告書を作成する場合、テンプレートを使用して書式を統一し、フォントや段落の設定でプロフェッショナルな文書を迅速に作成できます。また、共同編集機能を利用すれば、複数のメンバーが同時に編集でき、リアルタイムでの意見交換や修正が可能です。会議資料や提案書などの作成も効率化され、業務全体のスピードが向上します。 Excel データ管理と分析 Excelは、データ管理や分析に非常に有効なツールです。例えば、売上データを管理する場合、数式や関数を使用してデータを自動計算し、ピボットテーブルで売上トレンドを視覚化することができます。また、グラフやチャートを作成することで、経営層に向けた分かりやすい報告が可能です。予算管理や在庫分析でも、Excelの関数や条件付き書式を使えば、ミスを減らしながらデータを効率的に処理できます。 PowerPoint 効果的なプレゼンテーション作成 PowerPointは、魅力的で効果的なプレゼンテーションを作成するためのツールです。例えば、顧客への提案資料を作成する際、デザインテンプレートを使用してブランドイメージを統一し、図やグラフを挿入して視覚的に訴える資料を作成できます。さらに、アニメーション機能を使ってスライドの動きを加えることで、プレゼンテーションを聞く参加者の興味を引きつけることが可能です。営業プレゼンや社内研修資料の作成にも適しており、情報を効果的に伝える手助けをします。 Outlook メールとスケジュール管理 Outlookは、メールの送受信やスケジュール管理を一元化できるツールです。例えば、プロジェクトの進捗を管理する際、タスク機能を使ってチームメンバーに期限付きのタスクを割り当て、進捗を追跡できます。さらに、メールのフォルダ分けやフィルタリング機能を活用すれば、重要なメッセージを見逃すことなく効率的に処理可能です。Outlookカレンダーを使用すれば、会議のスケジュール調整も容易になり、時間管理が徹底できます。 OneDriveの使い方 OneDriveは、Microsoft 365に含まれるクラウドストレージサービスで、ファイルの保存と共有を効率的に行うためのツールです。どこからでもアクセスできる柔軟性を持ち、チームでの共同作業をサポートします。次に、OneDriveを使ったファイルの保存方法と、安全かつ効率的な共有方法について詳しく見ていきましょう。 ファイルの保存と共有 OneDriveは、クラウド上でファイルを安全に保存できるストレージサービスです。例えば、プロジェクトの資料や顧客データをOneDriveに保存することで、PCやスマホなどデバイスを問わずどこからでもアクセス可能です。ファイルは自動的に同期されるため、常に最新の状態を保つことができます。 また、共有機能を活用すれば、特定のユーザーやチームとリンクを介してファイルを共有でき、共同編集も可能です。アクセス権限の設定によって、閲覧や編集の権限を細かくコントロールすることで、情報セキュリティを維持しながら効率的なコラボレーションを実現できます。OneDriveの活用は、リモートワークでもチーム全体がスムーズに連携し、作業の進行を円滑にすることができます。 Teamsの使い方 Microsoft Teamsは、リモートワークやハイブリッドワークの環境で、チームメンバー間のコラボレーションとコミュニケーションを円滑に行うための強力なツールです。チャット、ビデオ会議、ファイル共有など、多彩な機能を活用することで、効率的なチームワークが可能になります。ここでは、Teamsを使った効果的なコラボレーションとコミュニケーションの方法について詳しく解説します。 コラボレーションとコミュニケーション Microsoft Teamsは、チーム内の円滑なコミュニケーションとコラボレーションをサポートするツールです。例えば、プロジェクトメンバーがリアルタイムでアイデアを交換できるチャット機能、遠隔地にいる同僚とも顔を合わせて話せるビデオ会議機能を提供します。チャット機能やビデオ会議機能により、地理的な制約を超えて意思決定が迅速に行えます。 さらに、ファイル共有機能を活用することで、ドキュメントや資料を瞬時に共有し、共同編集が可能です。ファイル共有機能によって、チーム全体での協力がスムーズになり、プロジェクトの進行が加速します。Teamsを使えば、リモートワークや分散チームでも一体感を持って作業を進めることができ、組織全体の生産性が向上します。 SharePointの使い方 Microsoft SharePointは、企業内での情報共有やドキュメント管理を効率的に行うためのプラットフォームです。チームや部署間でのスムーズな連携を可能にし、プロジェクトの進行を円滑にサポートします。次に、SharePointを活用した情報共有とドキュメント管理の方法について詳しく解説します。 情報共有とドキュメント管理 Microsoft SharePointを利用し、プロジェクト関連のドキュメントをチームサイトに集約することで、関係者全員が最新情報にアクセス可能です。バージョン管理機能により、過去のドキュメント履歴を確認し、誤って変更された内容も容易に復元できます。 さらに、アクセス権限を細かく設定することで、情報のセキュリティを確保しながら、必要なメンバーにのみ共有が可能です。例えば、部門ごとのプロジェクトにおいて、機密データを安全に管理しつつ、必要な資料をチーム内で迅速に共有できます。また、ワークフロー機能を使って業務プロセスを自動化し、承認作業やタスク管理を効率化することも可能です。SharePointの機能によって、チーム全体のコラボレーションが向上し、プロジェクトの進行がスムーズになります。 Power BIの使い方 Power BIは、企業がデータを視覚的に分析し、ビジネスインサイトを得るための強力なツールです。データを効果的に可視化することで、意思決定を迅速かつ的確に行えるようになります。ここでは、Power BIを使用したデータ分析とビジュアライゼーションの方法について説明します。 データ分析とビジュアライゼーション Power BIでは、データのインポートから始まり、クレンジング、加工、分析、そして視覚化までを一貫して行えます。例えば、販売データを分析する際、売上の推移や地域別の販売状況をダッシュボードに表示し、リアルタイムでパフォーマンスを確認できます。ドラッグ&ドロップ操作により、複雑なデータセットも簡単に処理可能です。 さらに、データの視覚化によって、グラフやチャートを作成し、経営層へ分かりやすく報告できます。また、Power BIは他のMicrosoft 365ツールと連携しており、Excelデータの直接インポートやTeamsでのダッシュボード共有も可能です。このようにPower BIを利用することで、データに基づいた迅速な意思決定が可能になり、ビジネスの成長を効果的に支援します。 Microsoft 365の導入メリット Microsoft 365の導入には、最新のアプリケーションを常に利用できること、どこからでもアクセス可能な柔軟性、高いセキュリティ、そしてコスト削減といった多くのメリットがあります。これらの利点により、企業の業務効率が向上し、生産性が最大化されます。次に、具体的なメリットについて詳しく見ていきます。 常に最新のアプリケーション Microsoft 365はクラウドベースで提供されており、アプリケーションが常に自動で最新バージョンに更新されます。このため、企業は常に最新の機能やセキュリティアップデートを利用でき、手動での更新作業が不要です。最新バージョンが自動でアップデートされることにより、システムの安全性と業務効率が保たれ、IT部門の負担も軽減されます。最新技術を取り入れ続けることで、競争力を維持し、柔軟にビジネス環境に対応できる点が大きなメリットです。 どこからでもアクセス Microsoft 365は、インターネット接続さえあれば、どのデバイスからでもアクセスが可能です。そのため、オフィスにいる場合でも、自宅や出張先など場所を問わずに業務を進められます。リモートワークやモバイルワークが求められる現代において、地理的制約なく作業を行える柔軟性は、社員の生産性向上に寄与します。場所に依存しない働き方を実現することで、ワークライフバランスの改善や人材の確保にも効果的です。 高いセキュリティ Microsoft 365は、多要素認証、データ暗号化、リアルタイムの脅威検出など、企業レベルの高度なセキュリティ機能を備えています。Microsoft365の高度なセキュリティにより、外部からの攻撃やデータ漏洩のリスクを大幅に軽減でき、企業の機密情報や業務データが安全に保護されます。また、セキュリティ対策が自動的に更新されるため、常に最新の防御体制が整い、安心してクラウドサービスを利用できる環境が提供されます。 コスト削減 Microsoft 365のサブスクリプションモデルは、初期投資を抑えながら、必要に応じてライセンス数を柔軟に調整できるメリットがあります。この柔軟な価格モデルによって、企業は自社の成長に合わせたコスト管理が可能となり、無駄な支出を削減できます。また、オンプレミスシステムに必要なメンテナンスやハードウェアの更新が不要になるため、ITインフラの運用コストを大幅に削減でき、経済的に優れた選択肢となります。 まとめ Microsoft 365は、最新のアプリケーションを常に利用できるクラウドベースのサービスです。どこからでもアクセス可能で、高いセキュリティ機能を備えているため、企業の業務効率を向上させつつ、コスト削減にも貢献します。WordやExcelなどのOfficeソフト、OneDrive、Teams、SharePoint、Power BIといった各ツールの使い方を理解することで、企業全体の生産性を最大化できるでしょう。Microsoft 365を導入し、これらの利点を活用して、業務をさらに効率化してみてください。

まとめ

Microsoft 365とOffice 365の違いを理解することで、自社に最適なクラウドサービスを選ぶための重要なポイントが明確になります。Office 365はコストを抑えつつ基本的なOfficeアプリやクラウドサービスを利用したい中小企業や個人向けに最適ですが、Microsoft 365はより高度なセキュリティやコラボレーション機能、AIツールを活用したい企業に向いています。企業の規模や業種、必要な機能に応じたプランを選ぶことで、業務効率や生産性を大幅に向上させることが可能です。

導入後のサポート体制や運用時の支援も考慮に入れ、長期的な視点でクラウドサービスを選定することが成功の鍵となります。自社のニーズに最も合ったクラウドサービスを導入し、ビジネスの成長を支援していきましょう。

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SharePointとは?SharePointの機能や使い方を徹底解説!
SharePointとは?  SharePointとは、マイクロソフト社が提供する企業向けのファイル共有・コラボレーションを行うためのサービスです。  SharePointと比較されるサービスとして、マイクロソフト社が提供するOnedriveがあります。  どちらもファイル共有サービスですが、違いを簡単に述べるとすれば、SharePointは組織向け、OneDriveは個人向けのサービスです。  また、SharePointはポータルサイト(チームサイト)を作成できます。  部署やチーム、プロジェクト毎にファイルや情報を管理する場合により効果を発揮します。  そのためSharePointはビジネスの現場で広く利用されています。 ShrePointでできること  SharePointでできることについてご紹介します。 ポータルサイト(チームサイト)の作成 SharePointでは、チームや部署、プロジェクト毎にポータルサイト(チームサイト)を作成することができます。  作成したポータルサイト上では、情報共有や共同作業を行うことができます。  チームで共有したい情報はポータルサイト上に共有することで、複数人宛に情報を共有することができます。そのため業務効率化に繋がります。  ポータルサイトは、予め特定のビジネスニーズに合わせて設計されているテンプレートが用意されているので、そこから簡単に作成することができます。  チームの特色や業務内容に合わせてカスタマイズすることも可能です。  ポータルサイトは簡単に作成することができ、情報共有を効率化することができます。  ドキュメント管理 SharePointでは、ポータルサイト上で様々なドキュメントや画像などを管理することができます。  マイクロソフトの高品質なセキュリティ対策を活用し、契約書などの重要書類もSharePoint上で管理する企業も増えています。  SharePointでは、ポータルサイトで安全かつ効率的にドキュメントを管理することができます。  ワークフロー SharePointでは、業務フローを自動化することができるワークフローの構築ができます。  例えば、特定のフォルダからファイルが削除された場合は、承認者に承認メールを送信、承認者の承認を得られたらファイルが削除される、といった仕組みです。  このようなワークフローを構築することで、重要なファイルが誤って削除されるミスを防止することができます。  ワークフローを設定することで、日々の業務効率化や誤操作の抑止をすることができます。  モバイルアプリが利用可能 SharePointは、PCだけでなくスマートフォンからもアクセスすることができます。  SharePoint Onlineのモバイルアプリをインストールすることで、自宅や外出先などからでも簡単に情報にアクセスすることができます。  これにより時間や場所を選ばず、いつどこからでも必要な情報にアクセスすることが可能になります。  SharePointの強み SharePointの強みについてご紹介します。 Microsoft製品とのシームレスな連携 SharePointは、マイクロソフトが提供するSaaSのサービスです。  マイクロソフトが提供するその他のサービスとの親和性が高く、連携を行うことでより業務効率化を実現することができます。  例えば、Teamsと連携すればTeams上でファイルを管理することが可能になります。  他にも、Outlookと連携することでスケジュールの共有なども可能になります。  このように、SharePointはマイクロソフト製品との親和性が高く、連携も簡単にできる点が大きな強みです。  万全のセキュリティ対策 SharePointは、マイクロソフトが万全のセキュリティ対策を行っています。  また、管理者はユーザーのアクセス権をコントロールすることができます。  ユーザー毎に適切なアクセス権を付与することで、外部に対するセキュリティ対策に加え内部対策も行うことができるので、より厳重なセキュリティ対策を行うことができます。  SharePointは、マイクロソフト社によるクラウドサービスに対する最適なセキュリティ対策を行っているので、ユーザーは安心してサービスを利用することができます。  バージョン管理 SharePointでは、ドキュメントのバージョン管理をすることができます。  バージョン管理とは、ドキュメントに対する変更履歴を記録するものです。  例えば、SharePoint内のWordファイルを修正した場合、修正前の状態を記憶します。  これにより、修正したWordファイルを修正前の状態に復元することも可能になります。  要するに、SharePointが自動でバックアップをとってくれているということです。  もし、誤ってファイルを修正したり削除したりしてしまってもバージョン履歴から復元できるので安心です。  バージョン管理によって、ユーザーの誤操作にも対応することが可能です。  SharePointの導入方法 SharePointの導入方法についてご紹介します。 SharePoint Online SharePointを単体で利用したい場合は、SharePoint Onlineを契約することで利用することができます。  […]
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Microsoft Dynamics 365とは?その概要を分かりやすく徹底解説!
Dynamics 365とは? Dynamics 365とは、Microsoft が提供するビジネスアプリケーションです。  Dynamics 365は、企業活動を効率的に進めるために必要な業務システムを統合的に提供しています。  Dynamics 365がカバーする領域は様々で、CRM、SFA、ERP、マーケティング、顧客サービスなど、幅広い領域をカバーしています。  Dynamics 365が提供するこれらの機能により、生産性向上や業務効率化の実現をサポートします。  Dynamics 365の強みや導入メリット? Office 製品との連携 Dynamics 365の大きな強みの一つが、 Office 製品との連携が容易にできる点です。 同じ Microsoft 製品ですので 、Microsoft 365を導入していれば、そのアカウントで Dynamics 365を利用することができます。 Microsoft 365のポータル画面上からアクセスすることが可能なので、他の Microsoft 365製品との使い分けも容易にできます。 Outlook の予定表との同期や、SharePoint同期機能を使って、Word, Excel, PowerPoint などのドキュメントを一元管理することができます。 これまで、バラバラに保管していた見積書、注文書、請求書などシステム上で一括管理することもでき、ペーパーレス化の実現もできます。 豊富な導入実績 Dynamics 365は、世界中の様々な規模や業種の企業に導入されています。 その数は、2019年6月時点で約196か国22万社に導入されています。 世界的な企業である Microsoft 社が提供していることもあり、システムに対する信頼度も高く、近年では、三菱地所、住友不動産、森ビル、大東建託、日立など多くの日本企業も導入に踏み切っています。 大手企業のみならず、近年では中小企業の導入も増えており、企業規模や様々な業種の垣根を超えて利用されています。 自社に合わせたカスタマイズが可能 Dynamics 365は様々な業種の企業に導入されています。 その理由の一つがカスタマイズの自由度が高いことです。 多くのSaaS系の業務システムは、既に用意された機能を使って運用していくため、業種によっては必要な機能が不足しているといったこともあるでしょう。 しかし、Dynamics 365では、 Microsoft Power Apps を使うことでノンコーディングでカスタマイズすることができます。コーディングなどの専門知識がないユーザーでもカスタマイズすることが可能です。 自社でカスタマイズを行うことに不安がある場合は、Dynamics […]
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June 11, 2024

仕事の時短を実現する!エンジニアが教える圧倒的な仕事時短術!
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