物流企業A社に対して、機器メーカー(株式会社 日野エンジニアリング様)依頼の下で、新システム構築のためのプロトタイプ開発及び研究調査を行いました。
日野エンジニアリング様はデバイスの製造企業です。
日野エンジニアリング様はIoTビジネスの一環として、京セラコミュニケーションシステム株式会社が推進する、Sigfox*1の商品開発を手掛けています。
弊社ではその Sigfox を利用し、資材の位置情報をリアルタイムで取得することに成功し、正確な資材管理を実現しました。
*1 Sigfox とは・・・ LPWA(Low Power Wide Area) または LPWAN を利用した、消費電力を抑えて遠距離通信を実現する通信方式の規格です。
現状の課題
物流企業A社は特殊資材を扱っております。
この特殊資材がどこの倉庫、ハブに存在するのか、またオンレール上にあるのかを把握する必要性がありました。
従来ならば入出庫管理システムで解決を図りますが、巨大な構内での位置、及びオンレール上のリアルタイム位置を把握したい意向があり、通常の入出庫管理システムでは解決が困難な状況でした。
弊社が提案した施策
株式会社日野エンジニアリング様が Sigfox を用いたGPSモジュールを開発しました。
当社にてこのGPSモジュールから発信される位置情報を AWS IoT のしくみを用いて地図にプロット、位置情報をリアルタイムで取得するソリューション(プロトタイプ)をご提供しました。
導入の結果
Sigfox を利用し、位置情報をリアルタイムで取得することに成功しました。
物流企業A社に対して、デバイスとソフトウェアによる新たな価値をご提供することが出来ました。