紙と属人業務から脱却し、業務効率が約30％向上！
事業内容
精密機器部品の製造・組立を行う中小製造業。試作から量産まで一貫して対応し、大手メーカーとの取引実績も豊富。従業員数約100名で、長年アナログ管理を継続していた。
導入前の課題
・業務プロセスが紙とExcel中心で、情報共有が非効率
・各担当者の属人的な作業が多く、業務の標準化が進んでいない
・業務改善の必要性は感じつつも、どこから手を付けるべきか不明
弊社が提案した施策
・現状業務の可視化と課題整理を行い、優先度の高い業務から改善スタート
・業務プロセスを再設計し、クラウド型の業務管理ツールを導入
・各部門への伴走型研修を通じ、DXの社内理解と定着を支援
導入の結果
・業務効率が30％向上
月末の勤怠集計が20時間から2時間に短縮され、集計ミスや手作業のエラーが減少。打刻漏れや残業申請の修正依頼も減り、エラー件数は月10件から1件に。業務の負担が大幅に軽減され、効率が向上した。
・属人化が解消され、引き継ぎがスムーズに
全店舗の勤怠データがリアルタイムで集約され、管理職は常に最新情報を把握可能に。遅刻や早退などの情報を早期に確認でき、迅速な対応が可能となり、業務の効率化が進んだ。
・現場のDXに対する意識が向上
単なるシステム導入にとどまらず、現場に寄り添った研修を行ったことで、「自分たちでも改善できる」という意識が芽生えた。改善提案が自発的に上がるようになり、組織に前向きな変化が生まれた。
今後の期待・展望
今後は製造工程だけでなく、営業・受発注・在庫管理など、他部門へのDX展開を進めていく予定。全社でのデータ連携が可能になれば、より高度な分析・意思決定も実現できるため、継続的な支援を通じて、経営全体の最適化を目指していきたい。
