高齢化が進む社会の中で一人暮らし世帯の高齢者が安心して暮らせるツールとして、高齢者見守りシステムの開発を行いました。
Amazon Alexa を用いたスキル開発を行い、高齢者の脈拍等を用いた生体情報の定期的検知や心理的安定状態の計測などを実現しました。
現状の課題
高齢者の一人暮らし世帯が増加している中で、息子や孫世代の介護負担が増加傾向にあることがわかりました。
親や祖母が一人暮らしで心配だけど、仕事などもありなかなか会ってあげることができない、または一緒にいてあげることができない時間の不安を解消したい。
そんな思いを抱えている方々を助けるために生まれたツールです。
弊社が提案した施策
まずは課題を徹底的にリサーチし、その上で必要な機能を Alexa とIoTデバイスを利用した連携システムを用いて実装しました。
具体的には、スマートデバイスから脈拍等の生体情報を定期的に検知し、 Alexa を通じて日常の健康管理状態の記録をすることができるようにしました。
また、VUI(音声認識)応答システムを利用し、そのデータをAIで解析することで心理的安定状態の計測を実現しました。
計測した記録は、ご家族などもスマートフォンなどで確認ができるようにすることで、日々の健康状態を簡単に把握することができるようにしました。
導入の結果
高齢者の一人暮らし世帯が抱える不安の解消を実現しました。
また、一人暮らしの高齢者を親に持つ子供や孫世代の介護負担の軽減と不安解消も実現しました。
近年、問題となっている介護業界の人手不足を解消するツールとしても、大きな役割を担っていくことができるサービスになっています。
開発環境
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開発言語 Java, Python
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使用DB PostgreSQL
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フレームワーク Spring Boot
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フロントエンド JavaScript
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基盤 AWS