【資格】Microsoft認定資格~IT資格25個とってみた~ 第一回 資格を取得しようと思ったきっかけ

【資格】Microsoft認定資格~IT資格25個とってみた~ 第一回 資格を取得しようと思ったきっかけ

June 19, 2024

記事の監修

T.Higashi

記事の監修


T.Higashi

マネジメント&イノベーション事業部 開発部/1グループ グループリーダー
資格:MCP認定資格(AZ-305,MS-102,SC-100 他)/プロジェクトマネージャなど

2017年に文系の大学卒で新卒入社して以来、製造業向け基幹システムのシステム保守や機能追加開発、サービスデスク(テクニカルサポート)を中心にIT業界の業務に従事。
趣味は高校時代の吹奏楽部の経験からエレキベースの演奏や音楽鑑賞。
たまに運転免許証といった本人確認書類を紛失することがある。

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Contents

目次

1.はじめに

弊社ではMicrosoft社公認の資格を保持しているエンジニアが沢山在籍しております。
その中でも、質量ともに社内で一番資格を保有しているHさんから、誰でも資格取得ができる方法!を教えてもらったので、ブログに連載していきます!
資格を取ろうかな、取りたいけど何から手をつければいいかわからないといった方におすすめのブログとなっておりますのでぜひご拝読ください!

2.業務経歴

 ・文系大学の出身です。大学では文学部系統の領域を専攻しました。
 ・ビズウインドには2017年に新卒入社しており、現在7年目です。
 ・製造業の基幹系システムの運用・保守・問合せ・追加開発を6年経験しています。
 ・プログラム言語についてはJavaやVBAを中心に従事してきました。
 ・現在はERPパッケージのSAPの販売(SD領域)にも従事しています。
 ・ネットワークやID基盤といったインフラ管理の実務経験はありません。

3.取得済みの資格

 これまで私が取得したMicrosoft認定資格は下記のとおりです。
 これまでのMicrosoft認定資格のほか、最近になって発足したApplied Skillsを含めると 25個の認定を得ています。
                                                                                                 
年月認定   Applied Skills資格名称
2020/09Microsoft Certified: Azure Fundamentals
2021/09Microsoft Certified: Azure Data Fundamentals
2022/04Microsoft Certified: Azure AI Fundamentals
2022/04Microsoft Certified: Power Platform Fundamentals
2022/07Microsoft Certified: Dynamics 365 Fundamentals (CRM)
2022/07Microsoft Certified: Security, Compliance, and Identity Fundamentals
2022/08Microsoft 365 Certified: Fundamentals
2022/09Microsoft Certified: Dynamics 365 Fundamentals (ERP)
2022/10Microsoft 365 Certified: Teams Administrator Associate
2022/11Microsoft Certified: Azure Administrator Associate
2022/11Microsoft 365 Certified: Teams Voice Engineer Expert
2022/12Microsoft Certified: Azure Security Engineer Associate
2022/12Microsoft 365 Certified: Teams Support Engineer Specialty
2023/05Microsoft 365 Certified: Collaboration Communications Systems Engineer Associate
2023/07Microsoft Certified: Azure Solutions Architect Expert
2023/10Microsoft Certified: Information Protection and Compliance Administrator Associate
2023/10Power Automate を使用して自動化されたプロセスを作成および管理する
2023/12Azure Files と Azure Blob Storage のストレージをセキュリティで保護する
2023/12Azure Monitor をデプロイして構成する
2023/12Azure ネットワークを使用してワークロードへのセキュア アクセスを構成する
2023/12Azure ネットワークを使用してワークロードへのセキュア アクセスを構成する
2023/12Microsoft Sentinel を使用して SIEM セキュリティ オペレーションを構成する
2023/12Power Apps を使ったキャンバス アプリの作成と管理
2024/02Microsoft 365 Certified: Administrator Expert
2024/02Microsoft Defender for Cloud の規制コンプライアンス コントロールを使用して Azure のサービスとワークロードをセキュリティで保護する
2024/04Microsoft Certified: Cybersecurity Architect Expert

※Applied Skills … 特定の技術領域での実践的なスキルと知識を証明するための実技ベースでの認定プログラムです。実際に起こりえるシナリオを題材にしており、課題を解決するためのソリューションを受験者が構築できるか試される設問が出題されます。
詳細は下記のリンクを参照してください。
需要の高い技術スキルを証明するための新しい資格である Microsoft Applied Skills の発表 – Microsoft コミュニティ ハブ

4.取得のきっかけ

 資格を取得しようとしたきっかけは大きく下記の2つです。
  ・当時の事業展開の変化をキャッチアップするため
  ・遊ぶお金ほしさ

・当時の事業展開の変化をキャッチアップするため
 弊社が2022年からMicrosoft製品を中心とした事業へシフトすることになりました。
 そこで今後何も知らない状態は避けておきたい…と思うようになりました。

※詳しくは弊社HPのこちらの記事を参考にしてください。
当社がマイクロソフト基盤技術を強化するに至った理由(MS本社を訪ねて) — Bizwind

・遊ぶお金欲しさ
 資格取得するとMS系の資格は普通より多めに手当てを支給していただけるとのことで、 折角であれば存在している制度を活用しようと思いました。
インフラやネットワークについては苦手だったので苦手意識の克服をしたいこともあり、勉強を始めることにしました。

【図1:MS社の認定資格】
図版出典:Microsoft 公式サイト

5.最初に取得したMS認定資格

 最初に取得したのはAZ-900という基本的な資格です。今でこそ何冊も参考書が出ていますが当時は1冊しかなく、「これで大丈夫なのだろうか…」と不安になりながら学習した記憶があります。

 MS公式が出している試験対策も有休を取得して真面目に2日受けて、ギリギリ700点で合格できたのはいい思い出です。

 当時はネットワークに苦手意識があったのでまずは薄く広く知ろうとAZ-900を取得しましたが、1つ1つの機能は独立しているもののそれらを組み合わせて活用することが必要であると考えたことからFundamentals資格のコンプリートをまずは目標として学習を進めていきました。

6.受験のコツ

 まったく関係ない領域をバラバラと受けるのではなく似た領域の資格をまずあらかたコンプリートするような進め方が良いと思います。
 私が★1つをすべて取得したときとは真逆の戦略にはなりますが、他の資格の差分だけ学習すれば関連する科目であれば短時間でも十分に理解できると思います。

 実際私は AZ-900の次はPL-900を受験したのですが、領域が違いすぎで不合格になりました。実際にMSの資格一覧で見てみると、これぐらいの開きがあります。


 また、受験については在宅で受験する方法とテストセンターで受験する方法の2つがありますが、テストセンターで受験する場合は「いつもの」テストセンターを見つけておくとよいです。
 私の場合は在宅だと家を片付けなければならないことと、そもそも家で勉強・仕事したくない性格だったのでテストセンターを探して受験することにしました。
 とはいえ、毎回違うテストセンターだと毎回どこにあるか確認して、間違えないように移動しないとならないので「かかりつけ医」ならぬ「かかりつけセンター」を探していつも同じテストセンターで受験するようにしました。(顔を見るなり「Microsoft認定資格の受験ですね!」とセンターの人から言われるようになるぐらいよく通ったことを覚えています。)
 

7.印象に残っていること

 試験で一番印象に残っているのは、午前と午後で受験した際午前に出した免許証をなくしてしまい、時間ギリギリになってマイナンバーカードが見つかったので15分の遅刻ギリギリで受験させてもらい2つとも合格したことでした。
※心ここにあらず、今ではOpenBook制度で公式ドキュメントを見られますが当時はそのようなものはなく頭の中身勝負でした。
 数日の後、免許証は警察に届けられており無事に手元に戻ってきました。正直、合格しても全然喜べなかった…

 おおよそ半年ぐらい前から資格取得の活動が活発になり、今は1年ごとに資格更新のための評価に合格して資格を継続しつつ次なる高みに向けて学習を進めているところです。今月も新たに資格を取得し、より良いサービスを提供できるように努力を続けています!

8.まとめ

 ・最初は★1つの資格の合格から自信をつけましょう!
 ・似た領域の資格を続けて取得すると重複した領域の学習コストが抑えられます!
 ・身分証明書は無くさないようにしましょう!


次回は「そもそもMicorosoft認定資格とは何か?」を改めて説明したいと考えています。お楽しみに!

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SharePointとは?SharePointの機能や使い方を徹底解説!
SharePointとは?  SharePointとは、マイクロソフト社が提供する企業向けのファイル共有・コラボレーションを行うためのサービスです。  SharePointと比較されるサービスとして、マイクロソフト社が提供するOnedriveがあります。  どちらもファイル共有サービスですが、違いを簡単に述べるとすれば、SharePointは組織向け、OneDriveは個人向けのサービスです。  また、SharePointはポータルサイト(チームサイト)を作成できます。  部署やチーム、プロジェクト毎にファイルや情報を管理する場合により効果を発揮します。  そのためSharePointはビジネスの現場で広く利用されています。 ShrePointでできること  SharePointでできることについてご紹介します。 ポータルサイト(チームサイト)の作成 SharePointでは、チームや部署、プロジェクト毎にポータルサイト(チームサイト)を作成することができます。  作成したポータルサイト上では、情報共有や共同作業を行うことができます。  チームで共有したい情報はポータルサイト上に共有することで、複数人宛に情報を共有することができます。そのため業務効率化に繋がります。  ポータルサイトは、予め特定のビジネスニーズに合わせて設計されているテンプレートが用意されているので、そこから簡単に作成することができます。  チームの特色や業務内容に合わせてカスタマイズすることも可能です。  ポータルサイトは簡単に作成することができ、情報共有を効率化することができます。  ドキュメント管理 SharePointでは、ポータルサイト上で様々なドキュメントや画像などを管理することができます。  マイクロソフトの高品質なセキュリティ対策を活用し、契約書などの重要書類もSharePoint上で管理する企業も増えています。  SharePointでは、ポータルサイトで安全かつ効率的にドキュメントを管理することができます。  ワークフロー SharePointでは、業務フローを自動化することができるワークフローの構築ができます。  例えば、特定のフォルダからファイルが削除された場合は、承認者に承認メールを送信、承認者の承認を得られたらファイルが削除される、といった仕組みです。  このようなワークフローを構築することで、重要なファイルが誤って削除されるミスを防止することができます。  ワークフローを設定することで、日々の業務効率化や誤操作の抑止をすることができます。  モバイルアプリが利用可能 SharePointは、PCだけでなくスマートフォンからもアクセスすることができます。  SharePoint Onlineのモバイルアプリをインストールすることで、自宅や外出先などからでも簡単に情報にアクセスすることができます。  これにより時間や場所を選ばず、いつどこからでも必要な情報にアクセスすることが可能になります。  SharePointの強み SharePointの強みについてご紹介します。 Microsoft製品とのシームレスな連携 SharePointは、マイクロソフトが提供するSaaSのサービスです。  マイクロソフトが提供するその他のサービスとの親和性が高く、連携を行うことでより業務効率化を実現することができます。  例えば、Teamsと連携すればTeams上でファイルを管理することが可能になります。  他にも、Outlookと連携することでスケジュールの共有なども可能になります。  このように、SharePointはマイクロソフト製品との親和性が高く、連携も簡単にできる点が大きな強みです。  万全のセキュリティ対策 SharePointは、マイクロソフトが万全のセキュリティ対策を行っています。  また、管理者はユーザーのアクセス権をコントロールすることができます。  ユーザー毎に適切なアクセス権を付与することで、外部に対するセキュリティ対策に加え内部対策も行うことができるので、より厳重なセキュリティ対策を行うことができます。  SharePointは、マイクロソフト社によるクラウドサービスに対する最適なセキュリティ対策を行っているので、ユーザーは安心してサービスを利用することができます。  バージョン管理 SharePointでは、ドキュメントのバージョン管理をすることができます。  バージョン管理とは、ドキュメントに対する変更履歴を記録するものです。  例えば、SharePoint内のWordファイルを修正した場合、修正前の状態を記憶します。  これにより、修正したWordファイルを修正前の状態に復元することも可能になります。  要するに、SharePointが自動でバックアップをとってくれているということです。  もし、誤ってファイルを修正したり削除したりしてしまってもバージョン履歴から復元できるので安心です。  バージョン管理によって、ユーザーの誤操作にも対応することが可能です。  SharePointの導入方法 SharePointの導入方法についてご紹介します。 SharePoint Online SharePointを単体で利用したい場合は、SharePoint Onlineを契約することで利用することができます。  […]
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January 12, 2024

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Dynamics 365とは? Dynamics 365とは、Microsoft が提供するビジネスアプリケーションです。  Dynamics 365は、企業活動を効率的に進めるために必要な業務システムを統合的に提供しています。  Dynamics 365がカバーする領域は様々で、CRM、SFA、ERP、マーケティング、顧客サービスなど、幅広い領域をカバーしています。  Dynamics 365が提供するこれらの機能により、生産性向上や業務効率化の実現をサポートします。  Dynamics 365の強みや導入メリット? Office 製品との連携 Dynamics 365の大きな強みの一つが、 Office 製品との連携が容易にできる点です。 同じ Microsoft 製品ですので 、Microsoft 365を導入していれば、そのアカウントで Dynamics 365を利用することができます。 Microsoft 365のポータル画面上からアクセスすることが可能なので、他の Microsoft 365製品との使い分けも容易にできます。 Outlook の予定表との同期や、SharePoint同期機能を使って、Word, Excel, PowerPoint などのドキュメントを一元管理することができます。 これまで、バラバラに保管していた見積書、注文書、請求書などシステム上で一括管理することもでき、ペーパーレス化の実現もできます。 豊富な導入実績 Dynamics 365は、世界中の様々な規模や業種の企業に導入されています。 その数は、2019年6月時点で約196か国22万社に導入されています。 世界的な企業である Microsoft 社が提供していることもあり、システムに対する信頼度も高く、近年では、三菱地所、住友不動産、森ビル、大東建託、日立など多くの日本企業も導入に踏み切っています。 大手企業のみならず、近年では中小企業の導入も増えており、企業規模や様々な業種の垣根を超えて利用されています。 自社に合わせたカスタマイズが可能 Dynamics 365は様々な業種の企業に導入されています。 その理由の一つがカスタマイズの自由度が高いことです。 多くのSaaS系の業務システムは、既に用意された機能を使って運用していくため、業種によっては必要な機能が不足しているといったこともあるでしょう。 しかし、Dynamics 365では、 Microsoft Power Apps を使うことでノンコーディングでカスタマイズすることができます。コーディングなどの専門知識がないユーザーでもカスタマイズすることが可能です。 自社でカスタマイズを行うことに不安がある場合は、Dynamics […]
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June 11, 2024

仕事の時短を実現する!エンジニアが教える圧倒的な仕事時短術!
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