Power Apps「コネクタ」を利用して簡単にデータ連携を実現!
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Power Apps「コネクタ」を利用して簡単にデータ連携を実現!

July 1, 2023

記事の監修

S.Sato

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S.Sato

マネジメント&イノベーション事業部 開発部/ユニット1 サブリーダー資格 Microsoft Offiece Specialist Master 2007、ITパスポート 2022年よりMicrosoft365とPowerPlatformの案件を担当。それ以前は業務・Web系システムを要件定義からリリースまでの開発に従事。IT業界歴15年の経験を活かし、PJを牽引し後続の育成にも力を注ぐ。趣味は散歩で、思考が煮詰まった際には、近所の緑道を散歩し、新たな発見や自然からのインスピレーションを受けている。

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Contents

目次

こんなお悩みはございませんか?
データがばらばらに散らばっていて、管理が難しくなってしまっている
データ連携を行いたいが、連携先のシステムの仕様調査などが必要でかなりの手間がかかる
データ連携を行いたいが、外部に委託すると費用が高い
全てPower Automateで簡単に解決できます!

Power Appsのコネクタを活用することで、データの一元管理を簡単に行うことができます。ほかのシステムを使ってデータ連携を行う場合は、連携先のシステムの仕様調査をはじめ、多くの手間がかかることが一般的です。
しかし、PowerAppsには200種類以上の外部サービスとスムーズに連携できる「コネクタ」と呼ばれるサービスがあるため、データ連携に時間や手間をかける必要もなくなります。
今回はSharePointリストとコネクタを使用してデータの連携を行っていきます。
では、どのように作成するのか、具体的にご紹介していきますね。
1. SharePointにリストを作成

1-1. 「リスト」を選択

「SharePoint」を開き、「新規」ボタンから「リスト」を選択します。
1-2. 「空白のリスト」を選択

「リストを作成」から「空白のリスト」を選択します。
1-3. 「リスト」の名前を入力

「名前」欄に、任意のリスト名を入力します。今回は、「プロジェクト管理」と記入し、「作成」ボタンを押します。
2. SharePointリストの項目名を変更

2-1. 「リストの設定」を選択

「設定」を開き、「リストの設定」を選択します。
2-2. 「タイトル」を選択

タイトル」を選択します。
2-3. 「プロジェクト名」を入力

「列名」欄に、任意の列名を入力します。今回は、「プロジェクト名」を設定します。
3. SharePointリストへ項目を追加
3-1. 「テキスト」を選択

「列の追加」を開き、「テキスト」を選択し「次へ」を押下します。
pro_name
3-2. 「名前」の設定

「名前」欄に、任意の名前を入力します。今回は、「ProjectCode」と入力して「保存」ボタンを押します。
name_establishment
finger
【お役立ち情報】
■SherePointでは​
・最初につけると変更ができない「内部名」
・後から変更することが可能な「表示名」​があります。
■受信日時フォルダを動的に作成して、受信日時毎に添付ファイルを整理することも可能です。
3-3. 「編集」を選択

対象の列を開き、「列の設定」を選択し「編集」を押します。
choice_edit
3-4. 「名前」の変更

「名前」欄を、任意の名前に変更します。今回は、「プロジェクトコード」と入力し、「保存」ボタンを押します。
name_change
4. SharePointリストへデータを追加

4-1. 「新規」を選択

作成したSharePointリストを開き、「新規」を選択します。
choice_new
4-2. 「プロジェクト名・プロジェクトコード」を入力

任意の「プロジェクト名」、「プロジェクトコード」を入力します。今回はプロジェクト名に「プロジェクト1」、プロジェクトコードに「0001」と入力し、保存ボタンを押します。
code_input
5. Power Apps 新しいアプリを作成

5-1. 「+ 作成」を選択

「Power Apps」を開き、「+ 作成」を選択します。
choice_make
5-2. 「空のアプリ」を選択

「この中から始める」 から「空のアプリ」を選択します。
null_apli
5-3. 「空のキャンバスアプリ」を選択

「空のキャンバスアプリ」から「作成」を選択します。
null_kapli
5-4. 「アプリ名」を入力

「アプリ名」に、任意のアプリ名を入力します。今回は、「プロジェクト管理」と入力して「作成」ボタンを押します。
input_apliname
6. 「コネクタ」を使用してSharePointリストを紐づける

6-1. 「データ」タブを選択

画面左部から「データ」タブを選択します。
choice_data
6-2. データ ソースの選択で「SharePoint」を押下する

「データの追加」を選択し、データ ソースの選択で「SharePoint」を選択します。
choice_spo
6-3. 任意のSharePointリストと接続する

任意のサイトを選択し、作成したSharePointリスト「プロジェクト管理」へ接続します。
connection_spo
6-4. データテーブルを選択する

画面左部から「挿入」タブを押下し、レイアウト内の「データテーブル」を選択します。
choice_table
6-5. データ テーブルにSharePointリストを紐づけする

追加した「データテーブル」を選択し、アプリ内の「プロジェクト管理」を選択します。
table_reconciliation
7. アプリを保存する

画面右上部から「上書き保存」を選択します。
save_apli
8. アプリを確認する

8-1. 「アプリのプレビュー」を選択

画面右上部から「アプリのプレビュー」を選択します。
choice_preview
8-2. アプリの確認

アプリにデータが反映されたことを確認します。
confirmation

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