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Business Efficiency

October 3, 2024

チーム申請アプリを作成し、Teamsのチーム作成を自動化
0. はじめに Microsoft Teamsでのチーム作成やチャネル追加を管理するために、申請アプリを導入することは効果的です。 アプリを導入することで、以下の2つの重要なメリットがあります。 ①申請フローを確立 これまで手動で行われていたチームやチャネルの作成申請が、アプリを使うことで一元管理され、明確な承認プロセスを確立できます。ユーザーは簡単なフォームに必要な情報を入力して申請を行い、承認者が承認を行うことで、指定されたチームやチャネルが自動的に作成されるため、プロセスの透明性と効率が向上します。 ②チャネルの乱立制限 アプリを通じて申請プロセスを管理することで、必要以上に多くのチャネルが作成されるのを防ぎ、組織全体でのチームやチャネルの構成を整理された状態に保つことができます。これにより、チーム内のコミュニケーションが整理され、無駄なチャネルの増加を抑えることができます。 このように、アプリを活用することで、業務効率を大幅に向上させるとともに、チーム運営をより効果的に管理できるようになります。 1. アプリの機能 以下の機能を持たせたアプリを作成します。 1. 新規チーム作成機能 ユーザーが新しいチームを作成するための申請を行い、承認された場合にチームが自動的に作成されます。また、必要に応じてメンバーの追加やチャネルの作成も同時に行えます。 2. 既存チームチャネル追加機能 既存のチームに新しいチャネルを追加する申請を行い、承認された場合にチャネルが自動的に作成されます。 2. 作成物 以下の手順に従って、Microsoft Teamsでのチーム作成やチャネル追加を行うためのアプリを作成します。 1. SharePointリスト 申請データを保存するためのリストを作成します。 2. キャンバスアプリ ユーザーがチームやチャネルの作成を申請するためのフォームを作成します。 3. Power Automate 申請された内容を承認し、承認された場合にチームやチャネルを自動的に作成するフローを作成します。 3. 手順 1. SharePointリストの作成 申請データを保存するためのSharePointリストを作成します。このリストには、チーム名やチャネル名、所有者、メンバーなどの情報が含まれます。 リスト項目の設定 次に、リストの項目を設定します。各項目には適切なデータ型を設定し、必要に応じて選択肢を追加します。 項目名 英名 必須 列タイプ 備考 チーム名  Title  ○  1行テキスト    チャネル名  channel_name    1行テキスト    […]

#Microsoft 365 #Power Apps #Power Automate #powerautomate #Teams #ローコードツール #自動化
Business Efficiency

November 7, 2024

Power Appsで簡単に「在庫管理アプリ」を作成し、無駄な在庫や欠品を減らす!〜第5回 機能追加編(3)〜
機能の概要 ボタン押下で各Itemのサマリーのみ表示 在庫管理アプリ ボタン押下でサマリーから全件表示へ 在庫管理アプリ 1. サマリー表示機能追加 1-1. 在庫管理アプリを開く 第3回までで作成した在庫管理アプリを編集画面で開きます。 1-2. 「Screen1」の「OnVisible」プロパティに数式を記載 「Screen1」の「OnVisible」プロパティに下記数式を記載します。 Clear(ItemNameCol_2);ClearCollect(ItemNameCol,Distinct(StockControl_Blog,Item.Value));ForAll(ItemNameCol As food,Collect(ItemNameCol_2,LookUp(Sort(StockControl_Blog,ID,SortOrder.Descending),food.Value = Item.Value))) 1-3. 「ボタン」コントロールの追加 挿入を押下し、「ボタン」コントロールを追加します。 1-4. 「Button2」の「OnSelect」プロパティに数式を記載 「Button2」を「並び替え」アイコンの左側に配置し、「OnSelect」プロパティに下記数式を記載します。 UpdateContext({Summary:!Summary}) 1-5. 「Button2」の「Text」プロパティに数式を記載 「Button2」の「 Text 」プロパティに下記数式を記載します。 If(Summary = true,”全件表示”,”サマリー表示”) 1-6. 「DataTable1」の「Items」プロパティに数式を記載 「DataTable1」の「Items」プロパティに下記数式を記載します。 If(Summary = true,SortByColumns(If(IsBlank(ComboBox1.Selected.Value),ItemNameCol_2,Filter(ItemNameCol_2,Item.Value =ComboBox1.Selected.Value)),”Date”,If(SortDescending1,SortOrder.Descending,SortOrder.Ascending)), SortByColumns(If(IsBlank(ComboBox1.Selected.Value),StockControl_Blog,Filter(StockControl_Blog,Item.Value =ComboBox1.Selected.Value)),”Date”,If(SortDescending1,SortOrder.Descending,SortOrder.Ascending))) 1-7. 「Button1」の「OnSelect」プロパティに数式を記載 「Button1」の「OnSelect」プロパティに下記数式を追記します。 Clear(ItemNameCol_2);ClearCollect(ItemNameCol,Distinct(StockControl_Blog,Item.Value)); ForAll(ItemNameCol As food,Collect(ItemNameCol_2,LookUp(Sort(StockControl_Blog,ID,SortOrder.Descending),food.Value=Item.Value))) 2. 実際にアプリを動かしてみる 2-1. アプリを開く 作成したアプリを開きます。 2-2. […]

#Microsoft 365 #Power Apps #ローコードツール #自動化
Business Efficiency

November 7, 2024

インターネット上にある表からデータを取得しTeamsに通知を送る~第2回 データ収集編~
こんなお悩みはございませんか? インターネット上に更新される情報を毎回手動でExcelシートに入力している 更新された情報を毎回確認し、手動で社内に通知している 更新作業を忘れていて、後から慌てて対応したことがある 全てPower Automateで簡単に解決できます! Power Automateを利用すれば、 インターネット上に更新された情報をSharePointリストに登録することでスケジュールから、自動でリマインドすることが出来ます。 SharePoint上に通知する内容と日程を記録したExcelを配置し、日時が一致している場合にTeamsに通知することで自動で通知を送ることが可能です。 日々、確認して通知するといった単縦だけど積み重ねると時間がかかってしまう作業も自動化できるので業務効率化につながります。 では、どのように作成するのか、具体的にご紹介していきますね。 1.はじめに 前回はSharePointリストからデータを取得し、Teamsに通知を送りましたが、今回はWebから表データを取得して、SharePointリストに追加する方法をご紹介します。 ​ 2.表データの取得 初めに、Webから表データを取得して、Excelにテーブルを作成します。 続いて、 PowerAutomateを用いてSharePointリストにExcelのデータを入力します。 ※今回は、SharePointの別リストから表データを取得していますが、Webからの表データ取得と大きく手順が変わりません。 2-1.アプリ版Excelで新規作成 ExcelのPowerQueryを使ってWebから表データを取得します。 アプリ版のExcelを起動します。 新規から「空白のブック」を選択します。 2-2.データの取得 上部メニューの「データ」を選択してください。 リボンの「データの取得」を押下して、「その他のデータソースから」を選択し、「SharePointリストから」を押下します。 ※今回は自社のSharePointサイトから表データを取得するため、「SharePointリストから」を選択しています。 2-3.URLを入力 中央にSharePointリストからのダイアログが表示されます。 取得する表データのURLを入力して、「OK」を押下します。 ※Webからの場合 データの取得が「Webから」の場合はこちらの手順になります。 中央にWebからのダイアログが表示されます。 「基本」を選択したまま、取得する表データのURLを入力して、「OK」を押下します。 2-4.データの変換 ナビゲーター画面が表示されます。 取得する表データを選択して、問題がなければ「データの変換」を押下します。 ここでは、取得する表データを「保養施設受付期間」としています。 2-5.データの整形 PowerQueryエディターが起動します。 必要に応じて列の名前やデータ型を編集してください。 こちらでは列の名前を編集して、必要のない列を削除し、テキスト型に変換しています。 編集が終了したら、「閉じて読み込む」を押下します。 2-6.データの整形後 変更後の画面です。 3.SharePointリストの作成 Excelテーブルの作成は終了しましたので、SharePointリストを作成します。 SharePointのホームから「新規」を押下して、「リスト」を選択します。 「空白のリスト」から名前を入力して、「作成」を押下します。 ここでは、リスト名を「保養施設」としています。 作成後、リストの画面に遷移します。 3-1.列の作成 保養施設リストにExcelのテーブルと同様の列を追加していきます。 「列の追加」を押下して、全て「1行テキスト」で任意の列名を作成しますが、一度英語で列名を付けてから日本語の列名に変更することをおすすめします。 最初に付ける名前が内部列名として扱われ、後から変更ができないため、日本語で初めから列名を付けると内部列名が文字化けの様な内部列名になってしまうためです。 […]

#Microsoft 365 #powerautomate #Teams #シェアポイント #自動化
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November 7, 2024

SharePointリストをJSONで拡張してできること
こんなお悩みはございませんか? SharePointリストの使い方には慣れてきたので、もっと活用していきたい デザイン性のあるサイトやリストを作成してみたい タブやポップアップ機能を使用して見やすくしたい JSONを活用することで機能を拡張することができます! SharePointの列フォーマット機能を使用すると、JSONを活用してリストやライブラリの外観をカスタマイズできます。 セルの内容に応じてアイコン、色、テキストのスタイルを変更でき、JSONの活用で標準機能では対応できない設定も行うことができるようになるため、デザイン性のあるリストやサイトを作成することが可能です。 では、どのように作成するのか、具体的にご紹介していきますね。 1. JSON適用前 2. JSON適用後 JSONはリストの「現在のビューの書式設定」から編集が可能です。 ビューの書式設定、または列の書式設定を選択し、下部にある「詳細モード」をクリックします。今回は列の書式設定を操作します。 3. JSONでできること①:セルの背景色を変更、アイコンを表示 このようにステータスに応じた背景色、アイコンを表示することが可能です。 3-1. 適用したJSON {  ”$schema”: “https://developer.microsoft.com/json-schemas/sp/v2/column-formatting.schema.json”,  ”elmType”: “div”,  ”attributes”: {   ”class”: “=if(@currentField == ‘完了’, ‘sp-field-severity–good’, if(@currentField == ‘対応中’, ‘sp-field-severity–low’, if(@currentField == ‘確認中’, ‘sp-field-severity–warning’, if(@currentField == ‘保留’, ‘sp-field-severity–severeWarning’, ‘sp-field-severity–blocked’)))) + ‘ ms-fontColor-neutralSecondary'”  },  ”children”: [   {    ”elmType”: “span”,    ”style”: { […]

#Microsoft 365 #シェアポイント
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November 7, 2024

Power Appsで簡単に「在庫管理アプリ」を作成し、無駄な在庫や欠品を減らす!〜第4回 機能追加編(2)〜
フローの概要 在庫数が50未満になった際に発注者へ通知 通知から発注数を記入し、ボタンを押すとメールが送信される 発注しない場合は発注なしを選択して終了 1. Power Automate を作成 1-1. 「+新しいフロー」を選択 Power Apps の「フロー」から、「+新しいフロー」を選択します。 1-2. 「自動化したクラウドフロー」を選択 「自動化したクラウドフロー」を選択します。 1-3. 「項目が作成されたとき」を選択 フロー名を入力し、「項目が作成されたとき」を選択後「作成」を押下します。 1-4. 「サイトのアドレス」と「リスト名」を選択 フローの編集画面へ遷移後、在庫管理アプリで使用している SharePoint サイトと SharePoint リストを選択し、「+新しいステップ」を押下します。 1-5. 「条件」アクションを選択 「条件」アクションを選択します。 1-6. 条件を設定 「条件」アクションの左項目に動的なコンテンツから「ItemStock」を選択し、真ん中の項目は「次の値未満」、右項目に「50」を入力した後、はいの場合の「アクションの追加」を選択します。 1-7. 「開始して承認を待機」アクションを選択 検索欄に「開始して」と入力し、「開始して承認を待機」アクションを選択します。 1-8. 「開始して承認を待機」アクション内の設定① 「開始して承認を待機」アクション内の設定は画像を参照してください。担当者項目は発注者など通知を送りたい人のメールアドレスを入力します。詳細項目内の動的なコンテンツは「ItemValue」と「ItemStock」を選択しています。その後、「詳細オプションを表示する」を押下します。 1-9. 「開始して承認を待機」アクション内の設定② 要求元項目には誰が在庫管理アプリを使用したか判別するため、動的なコンテンツから「User Email」を選択します。その後「アクションの追加」を押下します。 1-10. 「条件」アクションを選択 再び「条件」アクションを選択します。 1-11. 条件を設定 「条件」アクションの左項目に動的なコンテンツから「結果」を選択し、真ん中の項目は「次の値に等しい」、右項目に「発注する」を入力した後、はいの場合の「アクションの追加」を選択します。 1-12. 「メールの送信(V2)」アクションを選択 検索欄に「メール」と入力し、 「メールの送信(V2)」アクションを選択します。 1-13. 「メールの送信(V2) 」アクション内の設定① […]

#Microsoft 365 #Power Apps #ローコードツール #業務アプリ #自動化
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November 7, 2024

Power Appsで簡単に「在庫管理アプリ」を作成し、無駄な在庫や欠品を減らす!~第3回 機能追加編~
Business Efficiency

November 7, 2024

Power Appsで簡単に「在庫管理アプリ」を作成し、無駄な在庫や欠品を減らす!~第2回 画面作成編~
5. PowerApps メイン画面を作成 5-1.「ツリービュー」を選択 「ツリービュー」アイコンを選択します。 5-2.「テキストラベル」の追加 「+挿入」から「テキストラベル」コントロールを追加します。 5-3.「Text」プロパティを入力 「テキストラベル」コントロールの「Text」プロパティに「”在庫管理”」と入力します。 フォントサイズ、色などは自由に配置してください。今回は画面上部にヘッダーとして配置します。 5-4.プロパティを編集 今回の「テキストラベル」コントロールの設定は左画像から右画像のように変更しています。 5-5.「データテーブル」の追加 「+挿入」から「データ」と検索し「データテーブル」コントロールを追加します。 5-6.「Items」プロパティを入力 「データテーブル」コントロールの「Items」プロパティに「StockControl」と入力します。 今回は画面真ん中辺りに配置します。 5-7.列の削除 今回のアプリには不要となる「タイトル」列と「添付ファイル」列を削除します。 ツリービューにて「DataTable1」内の「添付ファイル列(_C)1」の三点リーダーを選択し、削除を選択します。「タイトル列(_C)1 」も同様の操作を行います。 5-8.「DataTable1」を選択 不要な列の削除が終わった後、再びツリービューにて「DataTable1」を選択します。 5-9.「罫線」の表示 「データテーブル」コントロールの罫線を「0」から「1」に変更します。 5-10.「編集フォーム」の追加 「+挿入」から「編集フォーム」コントロールを追加します。 5-11. データソースを選択 挿入した「編集フォーム」コントロールのデータソースの選択にて「StockControl」を選択します。 5-12.「編集フォーム」コントロールを画面下部に配置 「編集フォーム」コントロールを画面下部に配置します。 5-13.「DataCard」の削除 今回のアプリには不要となる編集フォーム内の「タイトル」と「添付ファイル」の「DataCard」を削除します。また、「Date」に関しても関数で登録するため、編集フォームからは削除します。 ツリービューにてそれぞれの「DataCard」の三点リーダーを選択し、削除を選択します。 5-14.「既定モード」を「新規」に変更 「編集フォーム」コントロールの「既定モード」を「新規」に変更します。 プレビューにした際、編集フォームが表示されるようになります。 5-15.「ボタン」コントロールの追加 「+挿入」から「ボタン」コントロールを追加します。 5-16. 「Text」プロパティを入力 「ボタン」コントロールの「Text」プロパティに「”送信”」と入力します。 フォントサイズ、色などは自由に配置してください。今回は画面下部に配置します。 5-17.「コンボボックス」コントロールの追加 「+挿入」から「コンボ」と検索し「コンボボックス」コントロールを追加します。 5-18.データソースの選択 「コンボボックス」コントロールのデータソースの選択に関しては後ほど設定するため、「×」を選択します。 5-19.「コンボボックス」コントロールの配置 「コンボボックス」コントロールをデータテーブルの左上に配置します。 5-20.複数選択の「オフ」 「コンボボックス」コントロールの「複数選択の許可」を「オフ」に変更します。 5-21.「並べ替え」アイコンの追加 「+挿入」から「並べ替え」と検索し「並べ替え」アイコンを追加します。 5-22. […]
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November 7, 2024

Power Appsで簡単に「在庫管理アプリ」を作成し、無駄な在庫や欠品を減らす!~第1回 事前準備編~
こんなお悩みはございませんか? 最新の在庫確認に時間がかかるため、結局後回しになってしまう リアルタイムの数が把握できていないことにより、在庫過多・欠品が頻発 スマホを使って現場で検品しながら在庫を入力したい 全てPower Apps で簡単に解決できます! Power Appsを利用すれば、 リアルタイムに更新され、どこからでも確認できる在庫管理アプリが作成できますので、わざわざ新しいシステムを購入する必要はありません。 クラウド上で編集、確認できるので、リアルタイムでどこからでも更新作業を行うことができます。 PCからはもちろん、スマホからもアプリから簡単に入力ができるので、業務効率が上がること間違いなしです! さらには、在庫入力だけでなく、更新状態をリアルタイムに確認することもできるので、今まで行っていた最新版を探して入力するといった業務負担を軽減でき、より効率的な在庫管理を実現できます。 では、どのように作成するのか、具体的にご紹介していきますね。 アプリの全体像 ItemとItemInを入力し、送信することで登録される 送信時、既にItemがある場合ItemStockから加減算を行う Item名でデータのフィルターが可能 並べ替えアイコンをクリックし、昇順・降順を切り替える 1. SharePoint リストを作成 1-1.「+新規」ボタンを選択 「SharePoint」のサイトを開き、「+新規」を選択します。 1-2.「リスト」を選択 「リスト」を選択します。 1-3.「空白のリスト」を選択 「空白のリスト」を選択します。 1-4.リスト名を入力 作成するリストの名前を入力し、「作成」ボタンを選択します。 2.SharePoint リストに列を追加 2-1.「+列の追加」を選択 リストに列を作成するため、「+列の追加」を選択します。 2-2.列の型を選択 「選択肢」を選択して「次へ」を選択します。 2-3.「名前」と「選択肢」を入力 列の「名前」と「選択肢」を入力します。その際、列の「名前」は英語で入力し保存します。日本語で作成してしまうと、Appsでアプリを作成する際や、他のアプリでの使用が手間になります。 2-4.今回作成する列 列名 列の種類 「Item」 「選択肢」 「ItemStock」 「数値」 「ItemIn」 「数値」 「ItemOut」 「数値」 「User」 「ユーザーまたはグループ」 「Date」 「日付と時刻」 2-5.「+列の追加」を選択 今回のアプリには不要の「タイトル」列を非表示にするため、 […]
Business Efficiency

November 7, 2024

インターネット上にある表からデータを取得しTeamsに通知を送る~第1回 通知フロー作成編~
こんなお悩みはございませんか? インターネット上に更新される情報を毎回手動でExcelシートに入力している 更新された情報を毎回確認し、手動で社内に通知している 更新作業を忘れていて、後から慌てて対応したことがある 全てPower Automateで簡単に解決できます! Power Automateを利用すれば、 インターネット上に更新された情報をSharePointリストに登録することでスケジュールから、自動でリマインドすることが出来ます。 SharePoint上に通知する内容と日程を記録したExcelを配置し、日時が一致している場合にTeamsに通知することで自動で通知を送ることが可能です。 日々、確認して通知するといった単縦だけど積み重ねると時間がかかってしまう作業も自動化できるので業務効率化につながります。 では、どのように作成するのか、具体的にご紹介していきますね。 1.目的と使用例 弊社では普段の業務とは別に、社内DXとして組織全体の業務効率化に取り組んでいます。 今回はその取り組みのうちの一つであるPowerAutomateを使用した「インターネット上にある表からデータを取得しTeamsに通知を送る」機能をご紹介したいと思います。 弊社では、毎月ある抽選の抽選日のTeamsへの通知や、毎週ある掃除当番の通知、月末の交通費申請の通知などでこの機能を活用しています。 ​ 2.完成図 フローの完成図になります。 3.フロー作成 3-1.SharePointリスト作成 SharePointリストを作成して、「抽選申込開始日」の前日にアナウンスするようなフローを作成していきます。 3-2.スケジュール済みクラウドフロー PowerAutomateホームから「作成」を押下して、「スケジュール済みクラウドフロー」を選択します。 3-3.フロー名を入力 フロー名と各設定を選択して、「作成」を押下します。 ここでは、繰り返し間隔を1週間、前日に通知を送るフローのため設定曜日を日、月、火、水、木に設定しています。 3-4.トリガーを設定 申込開始が平日のみのため金曜日、土曜日以外の朝10時に実行するようにします。 タイムゾーンは日本時間(UTC+09:00)に合わせます。 設定時刻(時間)はドロップダウンから10を選択します。 設定時刻(分)は0と入力します。 3-5.複数の項目の取得 新しいステップから「複数の項目の取得」を選択します。 サイトのアドレスにドロップダウンから「3-1.SharePointリスト作成」で作成したリストが存在するサイトを選択します。 リスト名にドロップダウンから「3-1.SharePointリスト作成」で作成したリスト名を選択します。 3-6.フィルタークエリ 「3-5.複数の項目の取得」の「詳細オプションを表示する」を押下して、フィルタークエリにsubstringof(‘addDays(utcNow(),1,’MM/dd’)’,StartDate)と入力します。 動的なコンテンツから式を選択して、fxにaddDays(utcNow(),1,’MM/dd’)を入力後OKを押下します。 フィルタークエリを設定することで、「3-1.SharePointリスト作成」で作成した対象月の抽選申込前日に絞り込むことができます。 3-7.チャネルへのリンクを取得 Teamsから投稿したいチャネルを選択して、三点リーダーから「チャネルへのリンクを取得」を押下します。 その後、URLが表示されるのでコピーします。 3-8.チャネルID 新しいステップからデータ操作を入力して、「作成」を選択します。 入力欄に「3-7.チャネルへのリンクを取得」でコピーしたチャネルへのリンクを貼り付けます。 URLのChannel/の右の数字からthread.skype以外の部分を削除します。 (例) 51%3A6dexay5492h24a9ckdc7a2dcb6005224%40thread.skype *ここでは、作成のアクションを複数使うため、アクション名をチャネルIDに変更しています。 3-9.チームID 新しいステップから先ほどと同様に、データ操作を入力して、「作成」を選択します。 入力欄に「3-7.チャネルへのリンクを取得」でコピーしたチャネルへのリンクを貼り付けます。 URLのgroupId=の右から&tenantId=の左まで以外の部分を削除します。 (例) fc17dba\c4-de57-4x8j-99ek-a7hu8i475003 *ここでは、作成のアクションを複数使うため、アクション名をチームIDに変更しています。 […]
Business Efficiency

November 7, 2024

Power Automateで簡単にSharePointデータのバックアップを自動化!
こんなお悩みはございませんか? バックアップを毎回手動で行っていて時間がかかる 低コストでマルウェアやウイルス攻撃によるリスク対策を叶えたい ユーザーの誤操作によるデータ消去のリスクがある 全てPower Automateで簡単に解決できます! Power Automateを利用して、 SharePointのデータを自動で定期的にバックアップすることができます。 定期的なデータバックアップを行っていれば、万が一データの消失や破損が起こっても、すぐに復元可能です。業務を途切れずに継続させることができるため、事業の損害や顧客からの信頼の損失を最小限にとどめられるでしょう。 また、自動バックアップを設定することで、作業量が削減され、業務の効率を上げることもできます。 では、どのように作成するのか、具体的にご紹介していきますね。 作成するフローの全体図 これから作成するフローの全体図です。 ​ SharePoint Onlineでサイトを作成 バックアップ用のSharePoint Onlineのサイトの作成をします。 「+サイトの作成」を押下します。 次に「チームサイト」を選択してください。 テンプレートを選択 任意のテンプレートを選択してください。 こちらでは「標準チーム」を選択します。 次に「テンプレートを使用」を押下します。 サイト名とグループメールアドレス作成 「サイト名」を入力します。 次に「グループメールアドレス」を入力して、「次へ」を押下します。 言語の設定とメンバーの追加 「言語の選択」から日本語を選び、サイトの作成を押下します。 「メンバーの追加」でご自身のアカウントを入力して、「完了」を押下します。 サイトの作成が完了 以上の手順でバックアップが作成完了です。 Power Automateでフローの選択 Power Automateを開きます。 左サイドバーから「作成」を選びます。 一定の期間ごとにバックアップを取りたいので、「スケジュール済みクラウドフロー」を選択します。 スケジュール済みクラウドフローを構築する 「フロー名」と「開始日」、「時間」、「繰り返し間隔」を設定して「作成」を押下します。 今回はテストのため、繰り返し間隔を1分に設定します。 フォルダーの一覧 バックアップ先に同じ名前のフォルダーやファイルがある場合に、保存が上手くいかない事があります。​ 前段階として、アクションの追加から「SharePoint」と入力して、「フォルダーの一覧」を選択します。​ ファイル識別子を右のフォルダーアイコンから「Shared Documents」を選択します。​ アレイのフィルター処理 アクションの追加から「データ操作」を入力して、「アレイのフィルター処理」を選択します。 差出人に動的なコンテンツ「body」を選択し、値の選択に動的なコンテンツ「Name」を選択し、ドロッ プダウンから「次の値に等しくない」を選択して、値の選択に「Forms」と入力します。 SharePointにHTTP要求を送信 アクションの追加から「SharePoint」と入力して、「SharePointにHTTP要求を送信します」を選択します。 サイトのアドレスはバックアップ環境のURLを選択し、方法に「DELETE」を選択して、URIにはバックアップ環境のフォルダーパスを入力します。 パスは動的なコンテンツ、アレイのフィルター処理から「Path」を選択します。 […]
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