Power Appsで簡単に「在庫管理アプリ」を作成し、無駄な在庫や欠品を減らす!~第1回 事前準備編~

Power Appsで簡単に「在庫管理アプリ」を作成し、無駄な在庫や欠品を減らす!~第1回 事前準備編~

May 17, 2024

記事の監修

H.Sueno

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H.Sueno

開発部/1グループ Bizwindのエース
資格:MCP認定資格(PL-900,100,300)、フォークリフト免許、サウナスパ健康アドバイザー など
2023年8月入社。エンジニア経験は浅いながらも当社では、自称エースとして活躍中。
アプリ開発だけでなく、ハンズオンやハッカソンの経験も持つ。
コミュニケーション能力も高く、仕事、プライベートとともに周りの人から慕われている。
趣味はダンスやサウナ、筋トレでエネルギッシュな一面に加え、マンガやアニメ、音楽など幅広い分野が好きである。

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Contents

目次

こんなお悩みはございませんか?
最新の在庫確認に時間がかかるため、結局後回しになってしまう
リアルタイムの数が把握できていないことにより、在庫過多・欠品が頻発
スマホを使って現場で検品しながら在庫を入力したい
全てPower Apps で簡単に解決できます!

Power Appsを利用すれば、 リアルタイムに更新され、どこからでも確認できる在庫管理アプリが作成できますので、わざわざ新しいシステムを購入する必要はありません。
クラウド上で編集、確認できるので、リアルタイムでどこからでも更新作業を行うことができます。
PCからはもちろん、スマホからもアプリから簡単に入力ができるので、業務効率が上がること間違いなしです!
さらには、在庫入力だけでなく、更新状態をリアルタイムに確認することもできるので、今まで行っていた最新版を探して入力するといった業務負担を軽減でき、より効率的な在庫管理を実現できます。
では、どのように作成するのか、具体的にご紹介していきますね。

アプリの全体像

ItemとItemInを入力し、送信することで登録される
送信時、既にItemがある場合ItemStockから加減算を行う
Item名でデータのフィルターが可能




並べ替えアイコンをクリックし、昇順・降順を切り替える

1. SharePoint リストを作成

1-1.「+新規」ボタンを選択

「SharePoint」のサイトを開き、「+新規」を選択します。

1-2.「リスト」を選択

「リスト」を選択します。

1-3.「空白のリスト」を選択

「空白のリスト」を選択します。

1-4.リスト名を入力

作成するリストの名前を入力し、「作成」ボタンを選択します。

2.SharePoint リストに列を追加

2-1.「+列の追加」を選択

リストに列を作成するため、「+列の追加」を選択します。

2-2.列の型を選択

「選択肢」を選択して「次へ」を選択します。

2-3.「名前」と「選択肢」を入力

列の「名前」と「選択肢」を入力します。その際、列の「名前」は英語で入力し保存します。日本語で作成してしまうと、Appsでアプリを作成する際や、他のアプリでの使用が手間になります。

2-4.今回作成する列

列名 列の種類
「Item」 「選択肢」
「ItemStock」 「数値」
「ItemIn」 「数値」
「ItemOut」 「数値」
「User」 「ユーザーまたはグループ」
「Date」 「日付と時刻」

2-5.「+列の追加」を選択

今回のアプリには不要の「タイトル」列を非表示にするため、 「+列の追加」を選択します。

2-6.「列の表示と非表示を切り替える」を選択

「列の表示と非表示を切り替える」を選択します。

2-7.「タイトル」のチェックを外す

「タイトル」のチェックを外し、「適用」を選択します。

2-8.SharePoint リスト完成

これで今回のアプリのデータソースとなるSharePointリストが完成しました。
また、一度作成したあとであれば、列名を日本語表記に変更しても大丈夫です。

3. PowerApps アプリを作成

3-1.「+作成」を選択

PowerAppsを開き、「+作成」を選択します。

3-2.「空のキャンバスアプリ」の「作成」を選択

「空のキャンバスアプリ」の「作成」を選択します。

3-3.「アプリ名」を入力

「アプリ名」の入力と今回の「形式」は「タブレット」を選択し、「作成」を選択します。

4. PowerApps アプリへデータを追加

4-1.「データ」アイコンを選択

先ほど作成したSharePointリストと接続するため、「データ」アイコンを選択します。

4-2.「+データの追加」から「SharePoint」を追加

「+データの追加」から「SharePoint」と検索し、表示された「SharePoint」を選択します。

4-3.「SharePoint」を選択

「SharePoint」を選択します。「SharePoint」が表示されなかった場合、「+接続の追加」から「SharePoint」を追加します。

4-4.「SharePointサイト」を選択

先ほどSharePointリストを作成した「SharePointサイト」を選択します。

4-5.「SharePointリスト」を選択

先ほど作成した「SharePointリスト」を選択し、「接続」を選択します。

4-6.「+データの追加」から「Office365ユーザー」を追加

再び「データ」アイコンを選択し「+データの追加」から「Office」と検索し、表示された「 Office365ユーザー」を選択します。

4-7.「Office365ユーザー」を選択

「 Office365ユーザー」を選択します。「 Office365ユーザー」が表示されなかった場合、「+接続の追加」から「 Office365ユーザー」を追加します。
ここまでが「第1回 事前準備編」になります。
次回は「第2回 画面作成編」です。お楽しみに!

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SharePointとは?  SharePointとは、マイクロソフト社が提供する企業向けのファイル共有・コラボレーションを行うためのサービスです。  SharePointと比較されるサービスとして、マイクロソフト社が提供するOnedriveがあります。  どちらもファイル共有サービスですが、違いを簡単に述べるとすれば、SharePointは組織向け、OneDriveは個人向けのサービスです。  また、SharePointはポータルサイト(チームサイト)を作成できます。  部署やチーム、プロジェクト毎にファイルや情報を管理する場合により効果を発揮します。  そのためSharePointはビジネスの現場で広く利用されています。 ShrePointでできること  SharePointでできることについてご紹介します。 ポータルサイト(チームサイト)の作成 SharePointでは、チームや部署、プロジェクト毎にポータルサイト(チームサイト)を作成することができます。  作成したポータルサイト上では、情報共有や共同作業を行うことができます。  チームで共有したい情報はポータルサイト上に共有することで、複数人宛に情報を共有することができます。そのため業務効率化に繋がります。  ポータルサイトは、予め特定のビジネスニーズに合わせて設計されているテンプレートが用意されているので、そこから簡単に作成することができます。  チームの特色や業務内容に合わせてカスタマイズすることも可能です。  ポータルサイトは簡単に作成することができ、情報共有を効率化することができます。  ドキュメント管理 SharePointでは、ポータルサイト上で様々なドキュメントや画像などを管理することができます。  マイクロソフトの高品質なセキュリティ対策を活用し、契約書などの重要書類もSharePoint上で管理する企業も増えています。  SharePointでは、ポータルサイトで安全かつ効率的にドキュメントを管理することができます。  ワークフロー SharePointでは、業務フローを自動化することができるワークフローの構築ができます。  例えば、特定のフォルダからファイルが削除された場合は、承認者に承認メールを送信、承認者の承認を得られたらファイルが削除される、といった仕組みです。  このようなワークフローを構築することで、重要なファイルが誤って削除されるミスを防止することができます。  ワークフローを設定することで、日々の業務効率化や誤操作の抑止をすることができます。  モバイルアプリが利用可能 SharePointは、PCだけでなくスマートフォンからもアクセスすることができます。  SharePoint Onlineのモバイルアプリをインストールすることで、自宅や外出先などからでも簡単に情報にアクセスすることができます。  これにより時間や場所を選ばず、いつどこからでも必要な情報にアクセスすることが可能になります。  SharePointの強み SharePointの強みについてご紹介します。 Microsoft製品とのシームレスな連携 SharePointは、マイクロソフトが提供するSaaSのサービスです。  マイクロソフトが提供するその他のサービスとの親和性が高く、連携を行うことでより業務効率化を実現することができます。  例えば、Teamsと連携すればTeams上でファイルを管理することが可能になります。  他にも、Outlookと連携することでスケジュールの共有なども可能になります。  このように、SharePointはマイクロソフト製品との親和性が高く、連携も簡単にできる点が大きな強みです。  万全のセキュリティ対策 SharePointは、マイクロソフトが万全のセキュリティ対策を行っています。  また、管理者はユーザーのアクセス権をコントロールすることができます。  ユーザー毎に適切なアクセス権を付与することで、外部に対するセキュリティ対策に加え内部対策も行うことができるので、より厳重なセキュリティ対策を行うことができます。  SharePointは、マイクロソフト社によるクラウドサービスに対する最適なセキュリティ対策を行っているので、ユーザーは安心してサービスを利用することができます。  バージョン管理 SharePointでは、ドキュメントのバージョン管理をすることができます。  バージョン管理とは、ドキュメントに対する変更履歴を記録するものです。  例えば、SharePoint内のWordファイルを修正した場合、修正前の状態を記憶します。  これにより、修正したWordファイルを修正前の状態に復元することも可能になります。  要するに、SharePointが自動でバックアップをとってくれているということです。  もし、誤ってファイルを修正したり削除したりしてしまってもバージョン履歴から復元できるので安心です。  バージョン管理によって、ユーザーの誤操作にも対応することが可能です。  SharePointの導入方法 SharePointの導入方法についてご紹介します。 SharePoint Online SharePointを単体で利用したい場合は、SharePoint Onlineを契約することで利用することができます。  […]
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仕事の時短を実現する!エンジニアが教える圧倒的な仕事時短術!
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