記事の監修
H.Sueno
記事の監修
H.Sueno
開発部/1グループ Bizwindのエース
資格:MCP認定資格(PL-900,100,300)、フォークリフト免許、サウナスパ健康アドバイザー など
2023年8月入社。エンジニア経験は浅いながらも当社では、自称エースとして活躍中。
アプリ開発だけでなく、ハンズオンやハッカソンの経験も持つ。
コミュニケーション能力も高く、仕事、プライベートとともに周りの人から慕われている。
趣味はダンスやサウナ、筋トレでエネルギッシュな一面に加え、マンガやアニメ、音楽など幅広い分野が好きである。
Contents
目次
こんなお悩みはございませんか?
営業が手動でデータを入力し、レポートを作成しており、時間がかかっている
数字やレポートを複数の異なるシステムで確認しているため、全体像の把握が難しい
データ更新後に、他のツールと同期させる手間がある
全てPower Platformで簡単に解決できます!
Power BI、Power Appsを使えば、リアルタイムで営業メンバーの業績や進捗が確認でき、データの一元化を叶えることができます。
一度作成してしまえば、データ入力だけで、レポートなども自動で全て出力することができるようになるため、作業が効率化し、意思決定も迅速に行えます。
では、どのように作成するのか、具体的にご紹介していきますね。
一度作成してしまえば、データ入力だけで、レポートなども自動で全て出力することができるようになるため、作業が効率化し、意思決定も迅速に行えます。
では、どのように作成するのか、具体的にご紹介していきますね。
概要
・Power BI で使用しているデータセット内のデータを Power Apps のコレクションに格納します。
・SharePoint リストや Dataverse のようにデータセットを直接指定してギャラリーコントロール等に表示することはできませんが、Power BI コネクタの [ データセットに対してクエリを実行する ] を使用し、コレクションに入れることで Power Apps 内で使用可能です。
注意事項
・今回の実装を行う上で、レポートをワークスペースに発行する必要があります。
・マイワークスペースであれば無料の範囲内で使用可能ですが、その他のワークスペースを使用するには Power BI Pro 以上の有料ライセンスが必要になります。
・また、今回は試用版ライセンスを適用し、ワークスペースを使っているため、マイワークスペースでの実装可否は未検証です。
流れ
Power BIのデータモデル
Power Appsのコレクションに格納
1.Power BI サービスでワークスペースを作成
Power BI Desktop で作成したレポートとデータセットを発行するためのワークスペースを Power BI サービス に作成します。
2.Power BI Desktop のデータモデル
Power BI Desktop では画像のようなスタッフの販売状況を管理するテーブルを持っています。
3.Power BI Desktop でグラフ化
今回、レポートは関係ありませんが、先ほどのデータを簡単にグラフ化させた場合のレポートになります。
4.Power BI サービスへ発行
先ほどのレポートを Power BI サービスへ発行します。発行すると選択したワークスペースにレポートとセマンティックモデルが作成されます。
Power BI 側での設定はこれで完了です。
Power BI 側での設定はこれで完了です。
5.Power Apps を開く
Power Apps の編集画面を開きます。
6.Power BI コネクタを追加
画面左側のデータアイコン内データの追加を選択し、Power BI コネクタを追加します。
※メールアドレスの部分はマスクしてます。
※メールアドレスの部分はマスクしてます。
7.ボタンコントロールとギャラリーコントロールを追加
ボタンコントロールを追加し、ボタンをクリックすることでデータセットからデータを取得するようにします。
また、ギャラリーコントロールを追加し、取得してきたデータを表示します。
また、ギャラリーコントロールを追加し、取得してきたデータを表示します。
8.ボタンコントロールのOnSelectプロパティに数式を記載
ボタンコントロールの OnSelect プロパティに数式を記載します。
数式
ClearCollect(
colBiData,
ForAll(
PowerBI.ExecuteDatasetQuery(
“06ed2d34-2cd7-4d4b-92ea-fa3b833b1415”,
“34a622b4-b87b-4a29-9b2b-28ab38b37fe8”,
“EVALUATE(‘テーブル1’)”
).firstTableRows,
{
StaffName: Value.’テーブル1[StaffName]’,
SalesDate:Value.’テーブル1[SalesDate]’,
ItemName: Value.’テーブル1[ItemName]’,
ItemPrice: Value.’テーブル1[ItemPrice]’,
SalesQuantity: Value.’テーブル1[SalesQuantity]’,
TotalPrice: Value.’テーブル1[TotalPrice]’
}
)
)
colBiData,
ForAll(
PowerBI.ExecuteDatasetQuery(
“06ed2d34-2cd7-4d4b-92ea-fa3b833b1415”,
“34a622b4-b87b-4a29-9b2b-28ab38b37fe8”,
“EVALUATE(‘テーブル1’)”
).firstTableRows,
{
StaffName: Value.’テーブル1[StaffName]’,
SalesDate:Value.’テーブル1[SalesDate]’,
ItemName: Value.’テーブル1[ItemName]’,
ItemPrice: Value.’テーブル1[ItemPrice]’,
SalesQuantity: Value.’テーブル1[SalesQuantity]’,
TotalPrice: Value.’テーブル1[TotalPrice]’
}
)
)
Power BI.ExecutedatasetQueryの
第一引数にはワークスペースのIDを記載し、
第二引数にはデータセットのIDを記載します。
EVALUATEの引数にはテーブル名を記載します。
EVALUATEの引数にはテーブル名を記載します。
9.ギャラリーコントロールのItemsプロパティに数式を記載
ギャラリーコントロールの Items プロパティに数式を記載します。
コレクション名を記載し、コレクション内の データをギャラリーコントロールに表示します。
コレクション名を記載し、コレクション内の データをギャラリーコントロールに表示します。
数式
colBiData
最後までご精読いただきありがとうございました。
ご不明点ございましたら、以下まで気軽にお問い合わせください。
【問合せ先】
株式会社ビズウインド 営業担当
Mail:makira@bizwind.co.jp
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