Power Appsで簡単に「勤怠管理アプリ」を作成し、集計の手間を省く!〜第四回 編集画面編〜

Power Appsで簡単に「勤怠管理アプリ」を作成し、集計の手間を省く!〜第四回 編集画面編〜

September 1, 2023

記事の監修

S.Sato

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S.Sato

マネジメント&イノベーション事業部 開発部/2グループ グループマネージャー
資格:Microsoft Offiece Specialist Master 2007、ITパスポートなど

2022年よりMicrosoft365とPowerPlatformの案件を担当。
それ以前は業務・Web系システムを要件定義からリリースまでの開発に従事。
IT業界歴15年の経験を活かし、PJを牽引し後続の育成にも力を注ぐ。
趣味は散歩で、思考が煮詰まった際には、近所の緑道を散歩し、新たな発見や自然からのインスピレーションを受けている。

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Contents

目次

PowerApps 編集画面を作成

「ラベル」を追加

「+新しい画面」を追加し、追加した画面の名前を「編集画面」に変更します。この画面が、勤怠時間画面のギャラリー(右)アイコンの遷移先の画面になります。第三回勤怠時間編で作成した「勤怠時間ラベル」をコピーして、編集画面に貼り付けます。

「編集フォーム」を追加

ラベルの下に「挿入」>「編集フォーム」を追加し、
データソースに「勤怠管理テーブル」を選択します。
「フィールドの編集」>「フィールドの追加」から
「勤務形態」「出勤時間」「退勤時間」「休憩時間」「勤務時間」
を追加します。
DataCardを選択し、詳細設定タブの鍵マークをクリックしロックを解除します。
勤務形態のテキスト入力を削除し、ドロップダウンを追加します。
Itemプロパティに「[“出社”,“在宅”]」
を設定します。
情報を編集した値に更新するために、
勤務形態_DataCard1のUpdateプロパティに
「勤務形態ドロップダウン.Selected.Value」
を設定します。
勤務形態エラーメッセージのYプロパティに
「勤務形態ドロップダウン.Y + 勤務形態ドロップダウン.Height」
を設定します。
休憩時間のテキスト入力の隣にテキストラベルを追加し、
Textプロパティに「“分”」を設定します。
勤怠一覧画面で選択した情報を引き継ぐための関数を設定します。
編集フォームのItemプロパティに
「Gallery_勤怠一覧.Selected」
を設定します。

「保存ボタン」を追加

ボタンを追加し、テキストを「保存」にします。
OnSelectプロパティに、
「SubmitForm(編集フォーム)」
を設定することで、保存ボタンをクリックすると編集した内容がDataverse勤怠管理テーブルに保存されます。
編集フォームのOnSuccessプロパティに
「If(編集フォーム.Error = Blank(), Navigate(勤怠時間画面, ScreenTransition.None))」
を設定しておくと、保存に成功したときに編集画面が閉じ勤怠時間画面に戻ります。

「閉じるボタン」を追加

「×(キャンセル)」アイコンをラベルの右上に追加し、OnSelectプロパティに、
「Navigate(勤怠時間画面)」
を設定します。
今回のご説明は以上となります。
次回は「第五回休暇申請画面編」になります。お楽しみに!

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SharePointとは?  SharePointとは、マイクロソフト社が提供する企業向けのファイル共有・コラボレーションを行うためのサービスです。  SharePointと比較されるサービスとして、マイクロソフト社が提供するOnedriveがあります。  どちらもファイル共有サービスですが、違いを簡単に述べるとすれば、SharePointは組織向け、OneDriveは個人向けのサービスです。  また、SharePointはポータルサイト(チームサイト)を作成できます。  部署やチーム、プロジェクト毎にファイルや情報を管理する場合により効果を発揮します。  そのためSharePointはビジネスの現場で広く利用されています。 ShrePointでできること  SharePointでできることについてご紹介します。 ポータルサイト(チームサイト)の作成 SharePointでは、チームや部署、プロジェクト毎にポータルサイト(チームサイト)を作成することができます。  作成したポータルサイト上では、情報共有や共同作業を行うことができます。  チームで共有したい情報はポータルサイト上に共有することで、複数人宛に情報を共有することができます。そのため業務効率化に繋がります。  ポータルサイトは、予め特定のビジネスニーズに合わせて設計されているテンプレートが用意されているので、そこから簡単に作成することができます。  チームの特色や業務内容に合わせてカスタマイズすることも可能です。  ポータルサイトは簡単に作成することができ、情報共有を効率化することができます。  ドキュメント管理 SharePointでは、ポータルサイト上で様々なドキュメントや画像などを管理することができます。  マイクロソフトの高品質なセキュリティ対策を活用し、契約書などの重要書類もSharePoint上で管理する企業も増えています。  SharePointでは、ポータルサイトで安全かつ効率的にドキュメントを管理することができます。  ワークフロー SharePointでは、業務フローを自動化することができるワークフローの構築ができます。  例えば、特定のフォルダからファイルが削除された場合は、承認者に承認メールを送信、承認者の承認を得られたらファイルが削除される、といった仕組みです。  このようなワークフローを構築することで、重要なファイルが誤って削除されるミスを防止することができます。  ワークフローを設定することで、日々の業務効率化や誤操作の抑止をすることができます。  モバイルアプリが利用可能 SharePointは、PCだけでなくスマートフォンからもアクセスすることができます。  SharePoint Onlineのモバイルアプリをインストールすることで、自宅や外出先などからでも簡単に情報にアクセスすることができます。  これにより時間や場所を選ばず、いつどこからでも必要な情報にアクセスすることが可能になります。  SharePointの強み SharePointの強みについてご紹介します。 Microsoft製品とのシームレスな連携 SharePointは、マイクロソフトが提供するSaaSのサービスです。  マイクロソフトが提供するその他のサービスとの親和性が高く、連携を行うことでより業務効率化を実現することができます。  例えば、Teamsと連携すればTeams上でファイルを管理することが可能になります。  他にも、Outlookと連携することでスケジュールの共有なども可能になります。  このように、SharePointはマイクロソフト製品との親和性が高く、連携も簡単にできる点が大きな強みです。  万全のセキュリティ対策 SharePointは、マイクロソフトが万全のセキュリティ対策を行っています。  また、管理者はユーザーのアクセス権をコントロールすることができます。  ユーザー毎に適切なアクセス権を付与することで、外部に対するセキュリティ対策に加え内部対策も行うことができるので、より厳重なセキュリティ対策を行うことができます。  SharePointは、マイクロソフト社によるクラウドサービスに対する最適なセキュリティ対策を行っているので、ユーザーは安心してサービスを利用することができます。  バージョン管理 SharePointでは、ドキュメントのバージョン管理をすることができます。  バージョン管理とは、ドキュメントに対する変更履歴を記録するものです。  例えば、SharePoint内のWordファイルを修正した場合、修正前の状態を記憶します。  これにより、修正したWordファイルを修正前の状態に復元することも可能になります。  要するに、SharePointが自動でバックアップをとってくれているということです。  もし、誤ってファイルを修正したり削除したりしてしまってもバージョン履歴から復元できるので安心です。  バージョン管理によって、ユーザーの誤操作にも対応することが可能です。  SharePointの導入方法 SharePointの導入方法についてご紹介します。 SharePoint Online SharePointを単体で利用したい場合は、SharePoint Onlineを契約することで利用することができます。  […]
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