エンジニアブログ
November 19, 2024
Power Appsのデータフローで簡単に ファイルのデータをDataverseに追加する方法
こんなお悩みはございませんか? 複数のデータを組み合わせてDataverseにデータを登録したい クエリの情報を引き継いだままExcelファイルをDataverseに登録したい Excelファイルの編集後、自動でDataverseに反映させたい 全てデータフローで簡単に解決できます! Power Appsのデータフローを利用すれば、 ExcelやCSVファイルのデータをDataverseに簡単に取り込むことができます。 ソース元のファイルのデータが変更されたり新たにデータが追加されても、データフローではそれが定期的に更新され、Dataverseに反映されます。 都度取り込むのではなく自動的に更新されるため、作業量が削減され、業務の効率を上げることもできます。 では、どのように作成するのか、具体的にご紹介していきますね。 1. データフローとは データフローはPowerApps上でPowerQueryを使い、データの取り込み、変換、読み込みを手動、または自動で行うことができます。 メリット ・Dataverseのインポート機能と比べて自由度が高い ・自動で更新ができる ・作成済みのExcelファイルに存在するクエリの情報を引き継ぐことができる デメリット ・所有者しか編集や実行ができないという仕様上、複数のユーザーに共有することができない 2. データフロー実践編 2-1. データフローを使うには データフローはPowerAppsから使うことができます。 左のサイドバーからデータフローを表示します。 ※データフローがない場合は詳細を押下してデータフローを選択してください 2-2. データフローを作成 左上の新しいデータフローを押下することでデータフローを作成することができます。 2-3. データフローに名前を入力 データフローに名前を付けて作成を押下します。 2-4. ソースの選択(Excelブック) 下記の画像のような画面が表示されます。 こちらではデータフローのソースを選択します。 今回はExcelブックを指定します。 2-5. 接続設定 Excelファイルをソースにする場合はファイルのリンクを指定する方法とファイルをアップロードする方法があります。 […]
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