営業/マーケティング支援 Microsoft Dynamics 365とは?その概要を分かりやすく徹底解説! Dynamics 365とは? Dynamics 365とは、Microsoft が提供するビジネスアプリケーションです。 Dynamics 365は、企業活動を効率的に進めるために必要な業務システムを統合的に提供しています。 Dynamics 365がカバーする領域は様々で、CRM、SFA、ERP、マーケティング、顧客サービスなど、幅広い領域をカバーしています。 Dynamics 365が提供するこれらの機能により、生産性向上や業務効率化の実現をサポートします。 Dynamics 365の強みや導入メリット? Office 製品との連携 Dynamics 365の大きな強みの一つが、 Office 製品との連携が容易にできる点です。 同じ Microsoft 製品ですので 、Microsoft 365を導入していれば、そのアカウントで Dynamics 365を利用することができます。 Microsoft 365のポータル画面上からアクセスすることが可能なので、他の Microsoft 365製品との使い分けも容易にできます。 Outlook の予定表との同期や、SharePoint同期機能を使って、Word, Excel, PowerPoint などのドキュメントを一元管理することができます。 これまで、バラバラに保管していた見積書、注文書、請求書などシステム上で一括管理することもでき、ペーパーレス化の実現もできます。 豊富な導入実績 Dynamics 365は、世界中の様々な規模や業種の企業に導入されています。 その数は、2019年6月時点で約196か国22万社に導入されています。 世界的な企業である Microsoft 社が提供していることもあり、システムに対する信頼度も高く、近年では、三菱地所、住友不動産、森ビル、大東建託、日立など多くの日本企業も導入に踏み切っています。 大手企業のみならず、近年では中小企業の導入も増えており、企業規模や様々な業種の垣根を超えて利用されています。 自社に合わせたカスタマイズが可能 Dynamics 365は様々な業種の企業に導入されています。 その理由の一つがカスタマイズの自由度が高いことです。 多くのSaaS系の業務システムは、既に用意された機能を使って運用していくため、業種によっては必要な機能が不足しているといったこともあるでしょう。 しかし、Dynamics 365では、 Microsoft Power Apps を使うことでノンコーディングでカスタマイズすることができます。コーディングなどの専門知識がないユーザーでもカスタマイズすることが可能です。 自社でカスタマイズを行うことに不安がある場合は、Dynamics […] 続きを読む
Business Efficiency 仕事の時短を実現する!エンジニアが教える圧倒的な仕事時短術! 業務効率化とは 業務効率化とは、少ない労力で仕事の生産性をあげることです。 要は、今まで1時間かかっていた仕事を30分で終われるようにすることです。 そうは言っても、そんな簡単なことではありません。 「日々の業務に一生懸命取り組んでいるし、これ以上どうすればいいんだ」 そんな風に感じている人もいると思います。 でも日々の業務を見直せば、誰しも少なからず業務効率化できる部分があります。 そして、最近では業務効率化を手助けしてくれる様々な便利アプリやツールがあります。 今日は、そんな難しい業務効率化を実現できる方法を、現役エンジニアも実際に使っている便利アプリなども含めてご紹介します。 タスク管理 業務効率化と言ってまず最初に見直すべきポイントが、このタスク管理です。 しかし、多くの人は「タスク管理なんて毎日やってるよ」と思っているかもしれません。 そうです。タスク管理は必ず毎日行うものです。 だからこそ、そのタスク管理の方法を見直すことで日々の業務効率化に繋がります。 では、具体的にどうすれば良いのでしょうか。 まずは、その日のタスクと今後のタスクを「目に見える形」にして洗い出すことです。 その際のポイントは、優先順位とざっくりとした所要時間を割り出すことです。 優先順位は、緊急度と重要度を縦軸と横軸に設定し、割り振っていきます。 そして、洗い出したタスクを処理するのにかかるであろう時間を割り出します。 その際のポイントは、緊急度や重要度の指針にしたがってかける時間を設定すること、そしてまずは全てのタスクが就業時間内に終えられるように設定することです。 そうすることで、これから取り掛かるタスクの重要度とそれにかけられる時間を可視化することができます。 例)スパイスカレーを作る場合 例えば、あなたがシェフ見習いだとして「明日のランチまでに」本格スパイスカレーを作るようにシェフから指示を受けたとしましょう。 条件として、本格なスパイスカレーの調理は今回が初の試みで、またスパイスの調達が必須とします。 その際の調理開始までのタスクは以下のようなものがあると思います。 レシピの調査・作成 → 使えそうな具材のチェック → スパイスの調達・必要な具材の調達と仕込み → 自分なりのアレンジを考える 緊急かつ重要なタスク 最も緊急かつ重要なタスクは、「レシピの調査・作成」です。 今回、スパイスカレーは初めて作るので、必要な食材、工程を知るためにもレシピの確認を優先的に行う必要があります。 レシピを知ることは、タスクの洗い出しです。 また、レシピの調査から「スパイスの調達」は、スーパーには売っていないものなどは早めに調達方法を調べる必要があることに気付がつくことができます。 ですから「スパイスの調達」も、緊急かつ重要なタスクと言えすぐに対応すべきです。 これらの所要時間はおよそ1時間くらいに設定しましょう。 緊急だが重要度は低いタスク 緊急だが重要度は低いタスクは、「使えそうな余り物の具材のチェック」です。 このタスクでは使えそうな余り物が冷蔵庫にないかどうかチェックします。 余り物で使えそうな具材を調べることはレシピを作るためにすぐに知る必要がありますが、最悪調達すればいいのでそこまで重要度の高いタスクではありません。 所要時間はおよそ15分くらいに設定しましょう。 緊急ではないが重要なタスク 緊急ではないが重要なタスクは、「具材の調達」や仕込みなどです。 レシピの調査から、スパイス以外の具材は、スーパーなどで簡単に手に入ることがわかりました。 スパイス以外の具材は明日の調理開始までに調達できればいいので、緊急ではありませんが必ず必要なので重要なタスクです。 また具材の仕込みも必ず必要なので重要なタスクです。 優先順位は上記の二つよりは低いが、仕込み時間などもしっかりと計算した上である程度余裕を持って取り組むべきタスクです。 所要時間はおよそ3時間くらいに設定しましょう。 緊急でもなく重要でもないタスク 緊急でもなく重要でもないタスクは、自分好みのアレンジを探したりすることです。 これは時間があれば対応すれば良いことなので、特に緊急でも重要でもありません。 上記のタスクが完了し、時間があれば対応しましょう。 […] 続きを読む
Business Efficiency April 5, 2024 Power Appsで簡単に「勤怠管理アプリ」を作成し、集計の手間を省く!〜第五回 休暇申請画面編〜 PowerApps 休暇申請画面を作成 「ラベル」を追加 第三回勤怠時間画面編で作成した「勤怠時間ラベル」をコピーして、休暇申請画面に貼り付け、テキストを「休暇申請」にします。 第四回編集画面編を参考にラベルの右上に「閉じるボタン」を追加し、OnSelectプロパティに、「Navigate(トップ画面)」を設定します。 「編集フォーム」を追加 第四回編集画面編を参考にデータソースが「休暇申請テーブル」のフォームを作成します。 日付カードの時刻部分は、表示を「オフ」にします。 Nameカードのテキスト入力のDefaultプロパティ「Concatenate(Office365ユーザー.MyProfile().Surname,“”,Office365ユーザー.MyProfile().GivenName)」を設定します。 Nameカードの表示をオフにします。 終日/半日カードのテキスト入力を削除し、ドロップダウンを追加します。 Itemsプロパティに「[“終日”,“半日”]」を設定します。 終日/半日カードのUpdateプロパティに 「‘終日/半日ドロップダウン’.Selected.Value」を設定します。 終日/半日エラーメッセージのYプロパティに 「‘終日/半日ドロップダウン’.Y + ‘終日/半日ドロップダウン’.Height」を設定します。 理由カードのテキスト入力を削除し、ドロップダウンを追加します。 Itemsプロパティに「[“私用”,“体調不良”,“その他”]」を設定します。 終日/半日カードの手順を参考に、Updateプロパティに、「理由ドロップダウン.Selected.Value」を設定し、 エラーメッセージのYプロパティに、 理由ドロップダウン.Y + 理由ドロップダウン.Height を設定します。 「申請ボタン」を追加 第四回編集画面編を参考に申請ボタンを追加し、休暇申請フォームのOnSuccessプロパティに関数を設定します。 今回のご説明は以上となります。次回は「第六回管理者画面編」になります。お楽しみに!
Digital Transformation June 20, 2024 Teamsで使えるカスタムアプリとは?カスタムアプリのメリットや導入方法などを解説 Microsoft Teamsで使えるカスタムアプリとは? Microsoft Teamsで使えるカスタムアプリとは、どのようなものなのでしょうか。まずはTeamsのカスタムアプリについて解説します。 Teamsにはアプリを組み込むことができる Microsoft Teamsは、アプリを組み込んで機能を拡張することができます。Teamsはコミュニケーションのためのアプリであり、チャットや通話、ファイル共有といった機能が主に搭載されています。 コミュニケーションツールとして使う分には特に問題ないのですが、使い方によってはもう少し多機能な方が好ましいかもしれません。そのような場合はTeamsに他のアプリを組み込み機能を拡張すれば、より便利に使えるわけです。 プリインストールされている既定のアプリとカスタムアプリ Teamsに組み込めるアプリには、大きく分けて既定のアプリとカスタムアプリがあります。既定のアプリは通話やチャットなどプリインストールされているアプリ(機能)のことであり、カスタムアプリは自分で選んでインストールする機能拡張のためのアプリです。 カスタムアプリにはプリインストールされてないMicrosoft製のもの以外に、サードパーティーが開発したアプリも存在します。ストアを覗いて気になったものがあれば、インストールしてみてはいかがでしょうか。 サードパーティーが開発したカスタムアプリの他、自社開発も可能 カスタムアプリは自前で開発することもできます。ストアを探しても求めているものが見つからない場合、開発が視野に入るかもしれません。 カスタムアプリを自分で開発すれば、Teamsを自社用にカスタマイズできます。反面、アプリの開発には相応のリソースや技術が求められるため、費用対効果の悪化に繋がりやすいのがデメリットです。 カスタムアプリを使うメリット では次に、カスタムアプリを使うメリットをご紹介します。 Teamsに必要な機能を追加できる カスタムアプリを導入することで、Teamsに必要な機能を追加できます。コミュニケーションのための基本的な機能は最初から搭載されていますので、それ以外の機能が必要なケースに有用でしょう。 たとえば、下記のようなケースが考えられます。 どのようなカスタムアプリを追加するかは、業務内容やニーズによります。余計なものを追加してしまうと逆にツールの使い勝手が悪くなる恐れもあるため、正しく選択しましょう。 テレワーク環境を構築しやすくなる Teamsを活用すればリモートコミュニケーションを促進できるため、テレワーク環境の構築に有効です。テレワークを行う際、コミュニケーション用にTeamsを開きつつ他の業務遂行のアプリを同時に開いてそちらでコミュニケーションするようなケースもあるかもしれません。 それだとコミュニケーションの窓口が重複し、情報伝達に支障が生じる恐れがあります。Teamsに必要なカスタムアプリをインストールすれば、Teams上でさまざまな業務を行えるようになるため、その懸念を払拭できます。 適切なカスタムアプリを追加すれば、テレワークに適した環境を構築しやすいわけです。 自社に合わせたUIやポータルを構築できる カスタムアプリを追加することで、自社に合わせたTeamsのUIやポータルを作成できます。社内ポータルを立ち上げたはいいものの、なかなか従業員の利用を促進できないケースもあるかもしれません。 Teamsを使っているのであれば、Teamsにポータルを追加してしまうのも手です。普段使っているツールにポータルへの窓口があれば、アクセスを誘導することができるでしょう。 業務活用しているツールやシステムをなるべくひとまとめにすることで、業務効率化に繋がります。 カスタムアプリの導入方法 カスタムアプリはどのように導入すればいいのでしょうか。続いて、カスタムアプリの導入方法について解説します。 サードパーティー製であればストアから導入 既にリリースされているサードパーティー製のカスタムアプリを導入したい場合は、ストアにアクセスしてみましょう。ストアにはさまざまなサードパーティー製のカスタムアプリがアップロードされているため、一般的なニーズであればサードパーティー製のアプリで事足りるのではないでしょうか。 サードパーティー製アプリ活用のメリットとしては、下記のようなものが挙げられます。 既存アプリを活用することで、自社開発によるリソースを節約できます。また、既存のカスタムアプリは多種多様な人が使うことが想定されているため、汎用性が高くなるよう設計されているのもポイントでしょう。 加えて、ストアの審査をクリアしていることによる品質の高さも挙げられます。特別な事情がない限り、ストアに公開されているカスタムアプリを使うのが無難でしょう。 自社開発する場合は、規定の開発環境において開発 ストアに希望を満たしてくれるカスタムアプリがない場合、自社開発が視野に入ります。カスタムアプリを自社で開発できればTeamsを自由に拡張できるため、成功すれば大きなメリットが得られます。 カスタムアプリを自社開発する際は、規定の開発環境を構築する必要があります。ゼロベースの開発に比べると自由度が低いように感じるかもしれませんが、選択肢が狭まることでやることが明確になる利点もあります。 規定の開発環境とはいえ汎用的な部分も多いため、Teamsのカスタムアプリ開発で学んだことは他の開発にも活かせるでしょう。 カスタムアプリの作り方 次に、カスタムアプリの作り方について解説します。カスタムアプリの製作には専門的な知識が必要なため簡単ではありませんが、技術や開発に自信があるならトライしてみてもいいかもしれません。 使用言語は主にC#とJavaScript Teamsのカスタムアプリは、主にC#とJavaScriptによって開発します。C#はTeamsをリリースしているMicrosoft社が開発した言語であり、Windowsアプリの開発等によく用いられているのが特徴です。 Javascriptもプログラミング言語の一種であり、Webを中心とした多くの開発で用いられています。プログラミング言語にはJavaというものもありますが、JavaとJavascriptは異なるため混同しないよう気をつけましょう。 カスタムアプリの開発には、C#とJavaScriptのどちらを選ぶべきなのでしょうか。カスタムアプリ開発に限りませんが、言語の選択は現在の技術知見や習熟度、そして将来性を考慮して決めるのがベターです。 C#は、主にWindowsアプリやWebアプリの開発に使われている言語です。対して、Javascriptは主にWeb全般で使われている汎用性の高い言語です。 両者とも学んで損はありませんが、どちらかというとC#はOSに依存したアプリケーションの開発。JavascriptはOSやデバイスに依存しないWeb開発に適していると言えるかもしれません。 開発環境の構築 Teamsのカスタムアプリ開発には、どのような環境を用意すればいいのでしょうか。一般的なものとしては、コーディングのためのVisual Studio CodeやJavaScriptのサーバーサイド実行環境であるNode.jsなどが挙げられます。 あるいは、GitHub Codespacesを活用することで拡張機能やソースコードがパッケージ化された環境を用意できます。どのようなアプリをどのように作りたいかによって構築すべき開発環境は異なるため、適切なものを選びましょう。 Teams用開発者ポータルを使って開発 Teams用開発者ポータル(旧AppStudio)を活用することで、アプリ構成を適切に管理・公開することができます。また、開発メンバーで共同作業を行ったり、ランタイム環境を設定する等も可能です。 […]
Digital Transformation June 20, 2024 Teamsを使ってスケジュール管理がしたい!Teamsを使ったスケジュール管理の方法やメリットについて解説 Microsoft Teamsとは?Teamsでできること Microsoft Teamsとは、どのようなツールなのでしょうか。まずは、Temasの概要と機能について解説します。 Microsoft社からリリースされているコミュニケーションのためのアプリ Teamsは、WindowsやOfficeで有名なMicrosoft社からリリースされているコミュニケーションのためのアプリです。現代では、テクノロジーの進歩や時代的なニーズからテレワーク環境を整える機会も増えたかもしれません。 テレワークを行うには、メンバー同士が遠隔的なコミュニケーションを行う必要があります。Teamsの他にもリモートコミュニケーションサービスは数多くリリースされていますが、Teamsは既に使っているWindowsやOfficeと同じ開発元である信頼性や連携性の高さが特徴です。 チャットや通話、ファイルの共有等が可能 Teamsを使えば、チャットや通話、ファイルの共有等ができます。一般的なリモートコミュニケーションにおける機能を網羅しており、基本的にはTeamsがあれば汎用的なやり取りが可能です。 逆にTeamsが苦手な分野としては、チームやプロジェクト全体の管理が挙げられます。Teamsは基本的に対人によるやり取りを可能にするツールであり、一般的なコミュニケーションを超える管理は難しいかもしれません。 機能を拡張することでさまざまなことができる しかしTeamsはカスタムアプリ等を使った拡張が可能なため、元々備わっていない機能を追加することができます。その点がTemasの大きなメリットと言えるでしょう。 単体で多機能なツールは確かに便利なのですが、不要な機能も搭載されているのが難点です。不要なものは使わなければいいのですが、ツールに慣れない内はその判断が難しいかもしれません。 何が必要で何が不要かを判断するにも、それなりの知識や習熟が必要です。 Teamsでスケジュール管理は可能か? Teamsを使ってスケジュール管理は可能なのでしょうか?続いて、Teamsとスケジュール管理の関係性について解説します。 簡易的なものであれば可能 Teamsには標準でカレンダー機能が搭載されているため、こちらを使えば簡易的なスケジュール管理が可能です。日付と時間を指定して予定を入力し、保存することでカレンダー上に予定が登録されます。 複雑なスケジュール管理には不向き ただ、チーム全体のスケジュールを管理したり共有する等、複雑なスケジュール管理には不向きかもしれません。あくまで、個人かつ簡易的なスケジュール管理が可能といったところです。 また、Teamsで作成される予定は原則的にミーティングとなるため、その点にも注意が必要です。「(Teamsを使った)会議の予定を管理するためのカレンダー」というイメージです。 機能拡張することで多機能なスケジュール管理が可能になる では、Teamsで普通のスケジュール管理は難しいのでしょうか?そのままだと少々クセがありますが、スケジュール管理のためのアプリを導入・連携させることで一般的なスケジュール管理が可能になります。 Teamsにはコミュニケーションのためのシンプルな機能しか搭載されていませんが、それを補ってくれるのが拡張性の高さです。汎用的なツールや他のMicrosoftアプリ、ストアに公開されているカスタムアプリなどを選んで導入すれば、利便性を大きく向上させられます。 もちろん、スケジュール管理以外にもさまざまな拡張が可能です。自分に合ったものを見つけ、使い勝手が良くなるようカスタムしてみましょう。 Teamsでスケジュール管理を行うには では次に、Teamsを使ってスケジュール管理を行う具体的手法について解説します。 カレンダー機能を使う Teamsには標準でカレンダー機能が搭載されています。Teamsアプリからカレンダーを開くことですぐに呼び出すことができ、指定した日付や時間に予定を入れられます。 注意したいのは、あくまでも(Teamsを使った)会議ベースで予定が構築される点です。一般的なスケジュール管理ツールと同じ感じで予定等を入力して保存することで、会議が作成されます。 作成された会議のURLを共有すればすぐミーティングに入れるので、用途によっては便利かもしれません。ただ、スケジュール管理ツールとして活用するには少々特徴的と言えるでしょう。 Googleカレンダーと連携させることも可能 Googleカレンダーを使って予定管理をしている人も多いのではないでしょうか。TeamsをGoogleカレンダーと連携させることで、Googleカレンダーから会議の予約を入れられるようになります。 加えて、Googleカレンダー上で既に設定されている会議の予定を見ることも可能です。Teamsのカレンダーには原則的に会議の予約しか入れられないため、Googleカレンダーと連携させてそちらで全ての予定を管理するのが効率的かもしれません。 他のアプリと連携させることでさまざまに機能拡張できる Teamsのメリットとして、他のアプリとさまざまに連携可能という点が挙げられます。前述したGoogleカレンダーとの連携もそうですし、他のMicrosoftアプリやストア公開されているカスタムアプリをTeamsに導入することができます。 スケジュール管理において、代表的なものはShiftsでしょう。Shiftsを導入すれば、Teams上でチーム全体のスケジュール(シフト)管理が可能になります。 他にも、タスク管理のためのPlannnerやプロジェクト管理のためのProject等が挙げられます。必要に応じて導入すれば、チーム全体の管理を効率化できます。 Teamsでスケジュール管理を行うメリット では次に、Teamsからスケジュール管理を行うメリットについて解説します。Teamsでスケジュール管理を行うことで、どのような利点があるのでしょうか。 シームレスに操作や確認が可能 既に業務でTeamsをヘビーユースしている人も多いかもしれません。Teamsはシンプルなコミュニケーションアプリですが、Microsoft社の他のアプリと連携が可能であり、それらを好きなようにカスタマイズできるのが特徴です。 アプリを連携させず、コミュニケーションとスケジュール管理(および他の業務)を分離させたらどうなるのでしょうか。業務遂行不可ということはありませんが、ある作業を行うのに別のウインドウやアプリを開くのは手間であり、進捗が阻害されてしまう可能性があります。 Teamsに機能を統合させることで、シームレスに操作や確認が可能です。Teamsを開いたまま色々なことができるようになるため、効率化に繋がるでしょう。 さまざまなアプリと連携しやすい Teamsは、さまざまなアプリとの連携性が高いのが特徴です。同じMicrosoft製のアプリに加え、自社やサードパーティーが開発したカスタムアプリも導入可能です。 拡張の幅が広いことで、自分の業務スタイルに合ったカスタマイズを行えます。業務の大半をTeamsに統合すれば、ウインドウやアプリを切り替えることなくシームレスな作業や確認に繋がります。 逆に、Teamsにシンプルなコミュニケーション機能のみを求める場合は拡張は不要かもしれません。自分やチームの都合に応じ、柔軟な活用が可能です。 業務効率化に繋がる Teamsでスケジュール管理を行えば、多くの面で業務効率化に繋がります。アプリ連携を利用して業務をTeamsに統合させられれば、シームレスな操作や確認が可能になります。 あるいは、Teamsで行った会議上で決まったスケジュールを即予定表に反映させて共有することもできるでしょう。加えて、Teamsを軸にした業務フローを構築することで、メンバー間のやり取りがスムーズになる利点も見込めます。 従来は、一つの業務に一つのアプリを割り当てるのが当たり前だったかもしれません。それも悪くはないのですが、アプリごとに操作感や設計概念、UI等が大きく異なる場合、慣れるまで時間を要することもあったのではないでしょうか。 ソフトウェアを統合させることでそのような懸念を払拭し、使い慣れた操作やUIのまま機能だけを拡張できるわけです。加えて、Microsoft社のアプリであれば「Microsoft365」というサブスクリプションに加入するだけで網羅的な活用が可能です。 Microsoft365には文書作成のためのWordや表計算のExcel等も含まれているため、オフィス全体の効率化を図ることができるでしょう。 Teamsで効率的にスケジュール管理を行うポイント […]
Business Efficiency June 20, 2024 Teamsでタスク管理がしたい!そのための方法やポイントについて解説 MicrosoftTeamsとは? MicrosoftTeamsとは、どのようなソフトウェアなのでしょうか。まずは、MicrosoftTeamsについて解説します。 Microsoft社によって提供されているグループウェア Teamsは、Microsoft社によって提供されているグループウェアという位置づけです。Microsoftは、汎用OSであるWindowsや高機能ビジネスアプリであるOfficeなどを手掛けていることでも有名でしょう。 グループウェアは、企業内のコミュニケーションをスムーズにして業務効率化を達成するためのツールです。具体的な機能としてはチャットや音声通話、ファイルの共有などが挙げられるでしょう。 基本はサブスクリプションプランを契約して使う MicrosoftTeamsは、基本的にサブスクリプションプランを契約して使う形になります。基本的に買い切りでの提供はないため、Teamsを使いたい場合は該当のプランに加入する必要があるでしょう。 一般法人向けプランとしては、下記のようなものが用意されています。 それぞれ価格やできることが異なるため、自社に合ったプランに加入する必要があります。 無料で利用することも可能 Teamsは基本的に有償のサブスクリプションプランに加入して使う形になりますが、無料版も用意されています。有償版と比較すると機能にさまざまな制限が加えられていますが、人によってはこれで十分というケースもあるかもしれません。 具体的には、同時にチャットできるユーザー数が少なかったりストレージ量が少ないなどが挙げられます。また、Teamsに限った話ではありませんが、無料版と有料版ではセキュリティの強固さにも差があることが多いため、その点はしっかりと確認した上で利用しましょう。 Teamsを使うと何ができる? 続いて、Teamsを使うと何ができるのかを解説します。さまざまな使い方ができるTeamsですが、大まかに下記のようなものがメインになるでしょう。 チャットや通話などのコミュニケーション まず挙げられるのは、チャットや通話などのコミュニケーション機能です。これらを利用することでその場にいないメンバーともリアルタイムでコミュニケーションすることができ、時間のロスを防げます。 加えて、社内コミュニケーションの活性化や情報共有のしやすさといったメリットもあるでしょう。リモートワークにはもちろん、一般的なオフィスワークにおいても有用です。 ファイルの共有や共同編集 次に挙げられるのは、ファイルの共有や共同編集のための機能です。業務でデジタルデータを扱うことも多いかと思いますが、デジタルデータの利点は複製や共有が容易な点にあります。 ワンボタンで全体及び部分をコピーすることができますし、同じく簡単操作で複数人と共有することもできるでしょう。ITによる業務効率化が重要視されている現代においては「情報やファイルをいかに効率的に共有するか」が求められている節もあるのではないでしょうか。 また、複数人でファイルを共同編集することも可能です。それにより作業スピードが格段に向上したり、確認の手間を省略できるメリットを得られます。 Microsoft365アプリとの連携 Teamsは、同じMicrosoft社がリリースしている多くのアプリとの連携が可能です。業務にWordやExcelといったOfficeアプリを利用している人も多いかと思いますので、それらをシームレスに活用できるのは効率的でしょう。 作成したファイルを共有することもできますし、Teamsで繋がっているメンバーと共同編集することもできます。通話したままファイルを共同編集することで、細かな確認や処理を同時に行えるわけです。 Teamsでタスク管理するメリット では次に、Teamsでタスク管理するメリットについてお話します。Teamsを活用してタスク管理を行うと、どのような利点があるのでしょうか。 情報を一元的に管理できる まず挙げられるのは、情報を一元的に管理できる点です。一元管理とは「分散しているものを一箇所に集めて管理すること」であり、情報を一元的に管理することで下記のようなメリットが得られます。 情報を一元管理することで、常に正しい情報を得られるようになります。情報がさまざまな場所で分散管理されていると似たようなデータが乱立することになり、どれが正しいものかが不明確になるからです。 また、一元管理によりリアルタイム性を高めることもできるでしょう。データベースが一元的であれば、情報や値が変更された際にすぐに反映されることが期待できるからです。 そして、必要な情報を必要なタイミングで取得しやすくなるのもメリットです。情報が一箇所に集まっていると、そこを検索すれば必要なものが見つかるからです。 共有が容易 Teamsでタスク管理することにより、情報の共有が容易になります。チャットや音声通話を利用して遠くにいる人とも瞬時にコミュニケーションを行えますし、簡単操作でファイルの共有も可能です。 正しい情報が組織の隅々まで行き渡ることにより、下記のようなメリットが得られるでしょう。 業務の属人性を下げることで、特定人員に依存しない業務フローを構築できます。それにより、顧客対応を均一化させることができ、スピーディーな処理や顧客満足度の向上が期待できるでしょう。 そして、情報が組織全体に瞬時に行き渡ることによる生産性の安定化も見込めます。現代は業務で取り扱う情報量が多くなっているため、これらをいかに効率的に共有できるかが鍵となっています。 さまざまなデバイスで使える Teamsはさまざまなデバイスで使うことができるため、タスク管理の効率化が促せるでしょう。自宅やオフィスからはPCで閲覧し、出先からはタブレットやスマホから確認が可能です。 ちょっとした空き時間を有効に使えるようになり、細かな部分での生産性向上が期待できます。また、Teamsのようなコミュニケーションアプリの画面を頻繁に開く習慣を周知することで、情報の取り漏れなどをなくせます。 ワークスタイルが多様化している時代だからこそ、各デバイスへの柔軟な対応が求められるわけです。 Teamsでタスク管理する方法 では次に、Teamsでタスク管理する具体的な方法について解説します。Teamsはさまざまなアプリと連携可能なアプリなので色々なやり方が考えられますが、まずは下記のような方法を試してみてはいかがでしょうか。 Microsoft Plannerを使いチームのタスクを管理する 同じMicrosoft社からリリースされているPlannerと連携させることで、基本的なタスク管理が可能です。Plannerを使うことで詳細なタスク管理ができるようになり、生産性の向上が見込めるでしょう。 TeamsからPlannerを使うには、TeamsにTasksアプリを追加する必要があります。いくつかのやり方がありますが、検索バーから探すのが早いでしょう。 TeamsにTasksアプリを追加することで、Plannerで自身に割り当てられたタスクや共有プランを見ることができるようになります。 Microsoft To‐Doを使い個人のタスクを管理する Microsoft To‐Doを使うことで、個人のタスクを管理することができます。作成したタスクに対してスケジュールや一覧を設定したり、共有することが可能です。 ToDoは、Plannerと補い合うような使い方ができるのが特徴です。Plannerが主にチームのタスクを管理するアプリなのに対し、ToDoは個人のタスク管理に適したツールだからです。 Tasks in Teamsで管理を一元化する […]
Business Efficiency June 11, 2024 Outlookでタスク管理を行うには?Outlookを使ってできることやタスク管理のやり方を解説 MicrosoftOutlookとは? MicrosoftOutlookとは、どのようなアプリケーションなのでしょうか。まずは、Outlookの基本的な概要について解説します。 Microsoftからリリースされている定番のメールソフト MicrosoftOutlookは、Microsoft社からリリースされている定番のメールソフトです。Microsoftは汎用OSであるWindowsや定番オフィスアプリであるWordやExcelも手掛けているメーカーなので、馴染みのある人も多いのではないでしょうか。 Outlookは、Microsoft365のサブスクリプションプランに含まれているため、そちらを契約している人であれば利用可能です。WordやExcel、Powerpointといった定番アプリも含まれているため、契約している人も多いかもしれません。 スケジュールやタスクの管理も可能 MicrosoftOutlookはメーラーでありながら、スケジュールやタスク管理といった機能も備えられています。他に専用のアプリを用意する必要がないため、Outlook上でシームレスにタスク管理を行えるのがメリットです。 基本的なタスク管理における機能は備わっているため、これで十分という人も多いかもしれません。個人で完結するようなToDoリストのような使い方であれば、問題なく使えるケースも多いでしょう。 基本的にはメーラーなのでタスク管理機能は限定的 ただ、Outlookは基本的にメーラーとして作られているアプリなため、タスクの管理機能は限定的です。専用のタスク管理アプリにできることができないこともあるでしょうし、それらを欲するのであれば他のアプリを使う必要があります。 前述の通り個人のタスク管理であれば問題ありませんが、チーム全体のタスク管理を行うには不足を感じるかもしれません。共有機能が他のアプリほど容易ではなかったり、全体の進捗管理を行いづらいなどのデメリットがあります。 Outlookでできること では次に、Outlookでできることを見ていきましょう。 メールの管理 まず挙げられるのは、メールの管理です。Outlookは元々メール管理ソフトとして開発されているため、メールの管理に長けています。 シンプルなメール管理で十分な場合は簡素なメーラーで問題ないかもしれませんが、高機能メーラーを使うことで効率的な管理が可能になります。必要なメールや文面を瞬時に抽出したり複数のメールアドレスを同時に管理できるなど、利便性を高めることができるでしょう。 Outlookにもさまざまな機能が搭載されているため、必要に応じて試してみてはいかがでしょうか。 アドレス帳の管理 Outlookにはアドレス帳機能が備わっており、連絡先を管理することができます。アドレス帳に登録した連絡先に対して細かな情報を入力することで、簡易的なメンバー管理や顧客管理にも繋がるでしょう。 登録したアドレスに対してメールを送ったり、複数人を指定してまとめて送信することもできます。また、作成したアドレス帳をエクスポートしたり、他のアドレス帳からデータをインポートすることも可能です。 Outlookを活用するメリット では次に、Outlookを活用するメリットについて解説します。 メールを多機能に管理できる Outlookは汎用的なメーラーソフトなので、導入するとメールを多機能に管理できます。それぞれのデバイスには標準で無料のメールソフトがついていますが、機能が限定的であり使い勝手に不満を持つことも少なくないでしょう。 メールの送受信件数が少ない場合は問題ないかもしれませんが、大量にやり取りをする場合は適切に管理する必要があります。受信したメールを整理することなく受信トレイにまとめたままだと、色々不都合が生じるのではないでしょうか。 Outlookを使うことでメールを分かりやすく管理したり、重要メールの見逃しを防止することができます。また、デジタル署名の追加やファイルの添付漏れの通知、予約送信なども可能なため、メール周りがより便利になるでしょう。 別途スケジュールやタスク管理ソフトを使う必要がない Outlookにはスケジュールおよびタスク管理機能が搭載されているため、簡易的な利用で問題なければ他のアプリを入れる必要がありません。普段使っているメーラーからスケジュールやタスクの管理ができれば閲覧が一元化できるため、作業効率の向上に繋がるでしょう。 ただ、Outlookでのタスク管理は「複数人で進捗を共有したい場合」には不向きです。できないことはないのですが、ガントチャート等を使った視覚的な共有や進捗管理は難しいため、確認に手間が生じるケースもあるかもしれません。 より精度の高いタスク管理を行いたい場合は、同じMicrosoft社からリリースされているPlannerやProjectを検討するのが良いでしょう。 業務効率化に繋がる Outlookを活用することで、メール管理はもちろんのこと、アドレス帳管理やタスク管理の面でも業務効率化に繋がります。Outlookには、それらの機能が標準的に備わっているからです。 普段使ってるメーラーから直接的に情報を管理できれば、シームレスに閲覧・確認が可能でしょう。アプリの切り替えは少数であれば問題ないのですが、積み重なっていくことで無視できない量の非効率さが生じます。 一元化することで、さまざまなメリットを得られます。 Outlookでタスク管理するには? では次に、Outlookでタスク管理を行う方法について解説します。 新しいタスクの作成 まずは、抱えているタスクを作成しましょう。タスクの作成方法はいくつかありますが、分かりやすいのはホームタブから「新しいタスク」をクリックするやり方です。 「新しいタスク」をクリックすることで、タスクの詳細を入力する画面になります。必要事項を記入することでタスクを細かに管理できるようになり、利便性が向上するでしょう。 これらは必ずしも入力する必要はなく、とりあえずタスクの名前だけ記載して後から編集することもできます。 タスクの完了 タスクが完了したら、チェックボックスをクリックすることで完了処理を行えます。完了したタスクには取り消し線が表示されるため、どのタスクが完了してどれが残っているのかなどが分かりやすくなるでしょう。 もちろん、タスクそのものを削除することも可能です。ホームタブの「削除」をクリックすることでタスクを削除でき、削除されたものは「削除済みアイテム」に移動します。 ファイルやメールと同様に「削除済みアイテム」から元の場所に戻すこともできます。 タスクの依頼 Outlookでは、他者に対してタスクの依頼を行えます。誰かに何かを依頼したい際などに便利です。 やり方は、タスク作成における詳細画面で「タスクの依頼」をクリックし、メールアドレスを入力します。相手がOutlookを使ってなくても送ることが可能ですが、その場合は通常のメールとして送信される点に注意が必要です。 Outlookで効率的にタスク管理するポイント では続いて、Outlookで効率的にタスク管理するポイントについて解説します。どのような点に気を配れば、効率の良いタスク管理に繋がるのでしょうか。 タスクのパターンを登録しておく Outlookでは一つ一つのタスクを個別に作成できますが、中には定期的に発生するものもあるかもしれません。その場合はタスクのパターンを登録しておくことで、毎回個別に登録する手間をカットできます。 やり方は、タスクの詳細画面で「定期的なアイテム」をクリックする形です。「定期的なアイテム」をクリックするとパターンの詳細を入力できるため、タスクが生じるタイミングや間隔などを設定しましょう。 定期的なタスクを設定しておくことで手間が省けるのはもちろん、タスクの設定漏れなども防げるのが利点です。また、必要に応じて一度だけキャンセルするなども可能なので、柔軟に活用できます。 ルーチンが消失した場合は、解除するのを忘れないようにしましょう。 通知を設定する […]
アップデート情報 January 3, 2024 Microsoft Teamsアップデートまとめ2023年8月現在 新しいTeams(別名Teams2.0)の機能について Microsoft社の情報によると、9月頃から新しいTeamsが既定となり、現在のTeamsには戻せなくなると言われています。 そのため、突然新しいTeamsに切り替わってしまう可能性があるので、事前に予習をしておいた方が良いと考え、 機能の変更点で特に大きく変わる点をまとめてみました。 ※ここに記載しているものはまだ一部とされています。 参考:New Microsoft Teams (Preview) – Microsoft Adoption チャットとチャネルでのストリームのプレビューと再生が可能に チャットやチャネルで動画を投稿した場合、今まではStreamアプリに移動して再生されていましたが、アップデートにより、Teams上でそのまま再生できるようになります。 チームあたり1,000チャネルまで作成可能に 現在、1チームにつき、作成できる標準チャネルと共有チャネル数はそれぞれ200チャネルに制限されていましたが、アップデートにより、 標準チャネルと共有チャネル数がそれぞれ1チーム1,000 個まで作成が可能になります。 共同会議メモが使用可能に 会議中に [メモ] ボタンが新しく表示されます。会議メモは会議ウィンドウの右側のペインに表示され、ブラウザで開いて部屋を広げたり、2台目のモニターで開いたりすることができます。参加者は、リアルタイムで共同作業したり、議題を作成したり、メモを取ったり、タスクを追加したりすることができます。ですので、共同会議メモが展開されたことで、従来の「会議のメモ」の機能が使用できなくなりました。 ※「会議のメモ」はWikiの仕様と同じであるため、Wikiが廃止になるのに合わせて使用できなくなります。 チャネル会議への招待が可能に チャネル会議をスケジュールすると、チャネルのメンバーに招待メールが送信されるようになります。 勤務時間と場所が設定可能に プロフィールの欄に勤務場所を設定することができるようになり、誰がどこから仕事をしているかを確認できるようになります。 さいごに 現在、続々とTeamsがアップデートされています。 今後もアップデート情報について、随時まとめて発信していきたいと思います。 Teamsのことはもちろん、それ以外でもMicrosoft 365に関する不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください! 【お問い合わせ先】株式会社ビズウインド 営業担当メールアドレス:makira@bizwind.co.jp
Business Efficiency April 5, 2024 Power Appsで簡単に「勤怠管理アプリ」を作成し、集計の手間を省く!〜第四回 編集画面編〜 PowerApps 編集画面を作成 「ラベル」を追加 「+新しい画面」を追加し、追加した画面の名前を「編集画面」に変更します。この画面が、勤怠時間画面のギャラリー(右)アイコンの遷移先の画面になります。第三回勤怠時間編で作成した「勤怠時間ラベル」をコピーして、編集画面に貼り付けます。 「編集フォーム」を追加 ラベルの下に「挿入」>「編集フォーム」を追加し、データソースに「勤怠管理テーブル」を選択します。 「フィールドの編集」>「フィールドの追加」から「勤務形態」「出勤時間」「退勤時間」「休憩時間」「勤務時間」を追加します。 DataCardを選択し、詳細設定タブの鍵マークをクリックしロックを解除します。 勤務形態のテキスト入力を削除し、ドロップダウンを追加します。Itemプロパティに「[“出社”,“在宅”]」を設定します。 情報を編集した値に更新するために、勤務形態_DataCard1のUpdateプロパティに「勤務形態ドロップダウン.Selected.Value」を設定します。 勤務形態エラーメッセージのYプロパティに「勤務形態ドロップダウン.Y + 勤務形態ドロップダウン.Height」を設定します。 休憩時間のテキスト入力の隣にテキストラベルを追加し、Textプロパティに「“分”」を設定します。 勤怠一覧画面で選択した情報を引き継ぐための関数を設定します。編集フォームのItemプロパティに「Gallery_勤怠一覧.Selected」を設定します。 「保存ボタン」を追加 ボタンを追加し、テキストを「保存」にします。OnSelectプロパティに、「SubmitForm(編集フォーム)」を設定することで、保存ボタンをクリックすると編集した内容がDataverse勤怠管理テーブルに保存されます。 編集フォームのOnSuccessプロパティに「If(編集フォーム.Error = Blank(), Navigate(勤怠時間画面, ScreenTransition.None))」を設定しておくと、保存に成功したときに編集画面が閉じ勤怠時間画面に戻ります。 「閉じるボタン」を追加 「×(キャンセル)」アイコンをラベルの右上に追加し、OnSelectプロパティに、「Navigate(勤怠時間画面)」を設定します。今回のご説明は以上となります。次回は「第五回休暇申請画面編」になります。お楽しみに!
Business Efficiency April 5, 2024 Power Appsで簡単に「勤怠管理アプリ」を作成し、集計の手間を省く!〜第三回 勤怠時間画面編〜 PowerApps 勤怠時間画面を作成 「新しい画面」を追加 「ツリービュー」>「+新しい画面」から空の画面を追加し、追加した画面の名前を「勤怠時間画面」に変更します。この画面が、トップ画面の勤怠時間ボタンの遷移先の画面になります。 「ラベル」を追加 「テキストラベル」を追加し、テキストを「勤怠時間」に変更します。フォントサイズ、色などを自由に変更してください。 「アイコン」>「<(左)」を左上に追加し、OnSelectプロパティに「Navigate(トップ画面)」を設定します。 先程と同様に、「日付」「勤務形態」「出勤時間」「退勤時間」の4つのラベルを追加します。 「ギャラリー」を追加 ラベルの下に「レイアウト」>「空の垂直ギャラリー」を追加します。 データソースに「勤怠管理テーブル」、ビューに「アクティブな勤怠管理テーブル」を選択します。 レイアウトに「タイトルとサブタイトル」を選択します。 フィールドの「編集」>Title1に「日付」、Subtitle1に「勤務形態」を選択します。 「テキストラベル」を2つ追加し、それぞれに「出勤時間」と「退勤時間」を選択し、横並びに調節します。 日付ラベルのTextプロパティに「Text(ThisItem.日付, “[$-ja-JP]yyyy/mm/dd”)」を設定して日付のみを表示させます。 出勤時間ラベルのTextプロパティに「Text(ThisItem.出勤時間, “[$-ja-JP]hh:mm”)」を設定して時刻のみを表示させます。 出勤時間ラベル同様、退勤時刻ラベルのTextプロパティにも「Text(ThisItem.退勤時間, “[$-ja-JP]hh:mm”)」を設定して時刻のみを表示させます。 >(右)アイコンのOnSelectプロパティに「Navigate(編集画面)」を設定します。 ギャラリーのItemsプロパティに「Filter(勤怠管理テーブル, Name = Office365ユーザー.MyProfile().DisplayName)」を設定すると、自分の勤怠データのみが表示されます。 今回のご説明は以上となります。次回は「第四回編集画面編」になります。お楽しみに!
アップデート情報 January 3, 2024 Microsoft Teamsアップデートまとめ「2023年7月現在 」 新しいTeams(別名Teams2.0)の機能について Microsoft社の情報によると、9月頃から新しいTeamsが既定となり、現在のTeamsには戻せなくなると言われています。 そのため、突然新しいTeamsに切り替わってしまう可能性があるので、事前に予習をしておいた方が良いと考え、 機能の変更点で特に大きく変わる点をまとめてみました。 ※ここに記載しているものはまだ一部とされています。 ※Wikiの機能の廃止や、Teamsの投稿の入力スペースが画面上部に変わった・・etcなどの変更は、新しいTeamsによる影響です。 新しい Microsoft Teams デスクトップ クライアント – Microsoft Teams | Microsoft Learn New Microsoft Teams (Preview) – Microsoft Adoption 通知の仕様変更 Teamsの通知の仕様が変更になります。 Wikiの廃止 Wikiが段階的に廃止になります。※スケジュール詳細は表を参照 Wikiが廃止にされた後の保存先 ※当該のファイル(①SharePoint>ドキュメント>Teams Wiki Date> 「ページ名.mht」 )をクリックすると、Wikiをダウンロードすることができます。 ※Wikiの廃止がステージ3(「画面」シート参照)になり、Wikiのエクスポートができなくなった場合でも、最終手段としてここから(①)Wikiをダウンロードして中身を確認することが可能です。 メッセージ・ファイルの保存の廃止 メッセージ・ファイルの保存が使用できなくなり、別の機能が展開される予定です。 タスクバーにあるサインアウトの廃止 タスクバーから「サインアウト」の機能が廃止されます。 Teamsの投稿の入力スペースが上に変更 新しいチャットが上部に表示されるようになります(Twitterのような表示になります)。 テナント別のアカウント切り替えが可能に アカウントを切り替える際に、通話や会議から離脱したり、複数のwebブラウザでサインインしたりすることなく、 複数の職場または学校アカウント(または他の組織のゲストとして)でサインインができます。 現在、続々とTeamsがアップデートされています。 今後もアップデート情報について、随時まとめて発信していきたいと思います! Teamsのこと、Teamsのこと以外でもMicrosoft365に関する不明点ございましたら、お気軽にお問い合わせください! 【お問い合わせ先】 株式会社ビズウインド 営業担当 メールアドレス:makira@bizwind.co.jp
Business Efficiency April 5, 2024 Power Appsで簡単に「勤怠管理アプリ」を作成し、集計の手間を省く!〜第二回 トップ画面編〜 PowerAppsでアプリを作成 「アプリ」を選択 「アプリ」を選択します。 「+新しいアプリ」を選択 「+新しいアプリ」を選択します。 「キャンバス」を選択 「キャンバス」を選択します。 「アプリ名」と「形式」の設定 今回はアプリ名を「勤怠管理アプリ」、形式は「電話」を選択し作成します。 PowerAppsアプリへデータを追加 「データ」を選択 左上の「三」を開き、「データ」を選択します。 「データの追加」を選択 「データの追加」を選択します。 「データソース」の選択 「勤怠管理テーブル」「休暇申請テーブル」を選択します。ユーザー情報を取得するために、「データ」>「データの追加」>「コネクタ」から「Office365Users」を選択します。 PowerApps トップ画面を作成 「タイマー」を追加 現在時刻をリアルタイムで表示するためにタイマーを追加します。左上の「三」を開き、「ツリービュー」>「Screen1」右横にある「…」から「名前の変更」を選択し、「トップ画面」に変更します。「三」>「挿入」>「入力」>「タイマー」を追加します。 「プロパティ」タブから「期間」を「1000」、繰り返しを「オン」、自動開始を「オン」、表示モードを「無効」、表示を「オフ」に設定します。実際の現在時刻の表示は、次項目で追加するテキストラベルで表示するので、タイマーの表示はオフにしています。アプリを開きタイマーが開始され、一定時間が経っても、現在時刻を取得する関数を設定します。「詳細設定」タブから「OnTimerEnd」プロパティに=====「Set(CurrentTime, Now())」=====を設定します。 「テキストラベル」を追加 現在時刻を表示するテキストラベルを追加します。「三」>「挿入」>「テキストラベル」を追加します。Textプロパティに=====「Text(CurrentTime, “[$-ja]yyyy/mm/dd hh:mm:ss”)」=====を設定します。 「勤務形態ドロップダウン」を追加 「三」>「挿入」>「入力」>「ドロップダウン」を追加します。Textプロパティに「[“出社”,“在宅”]」を設定します。 「出退勤ボタン」を追加 「三」>「挿入」>「ボタン」を追加します。出勤ボタンのサイズを調整したらコピー、貼り付けをして退勤ボタンを作ります。 出勤ボタンのOnSelectプロパティに=====Set(Name,Concatenate(Office365ユーザー.MyProfile().Surname,””,Office365ユーザー.MyProfile().GivenName));Set(Mail,Office365ユーザー.MyProfile().Mail);Set(WorkStyle,Dropdown_勤務形態.Selected.Value);Patch(勤怠管理テーブル,Defaults(勤怠管理テーブル),{Name:Name,メールアドレス:Mail,勤務形態:WorkStyle,出勤時間:Now(),日付:Today()})=====を設定します。 【補足情報】 ユーザーの名前とメールアドレスを取得する変数 Name と Mail 、勤務形態ドロップダウンで選択した値を取得する変数 WorkStyle を設定し、出勤ボタンがクリックされたら、勤怠管理テーブルのName、メールアドレス、勤務形態、出勤時間、日付 列に値が格納される関数です。 出勤ボタンのDisplayModeプロパティに=====「If(IsBlank(LookUp( 勤怠管理テーブル,Name = Name && 日付 = Today())), DisplayMode.Edit,DisplayMode.Disabled)」=====を設定します。勤怠管理テーブルのメールアドレス、日付 列に今日の値が入っていない場合にはボタンを有効にし、値が入っている場合にはボタンを無効にする関数です。これを設定することで二重送信を防止できます。退勤ボタンのDisplayModeプロパティに=====If(!IsBlank(LookUp(勤怠管理テーブル,メールアドレス=Mail&&日付=Today()&&IsBlank(退勤時間))), DisplayMode.Edit, DisplayMode.Disabled)=====を設定します。 【補足情報】 勤怠管理テーブルのメールアドレス、日付列に自分のメールアドレスと今日の日付が入っており、退勤時間が入っていない場合は退勤ボタンを有効にし、メールアドレス、日付、退勤時間に値が入っている場合は無効にする関数です。 「休憩ボタン」を追加 […]